DUO3.0例文解説メモ #336
DUO3.0例文の336本目です。
機械関係の仕事をしている人であれば、リジットカップリングという用語を聞いたことがあると思います。リジットはお馴染みの単語ですね。
A be cut out for B
「(Aの性格が)Bに向いている」という意味を持つ表現。直訳すれば「AはBに向かって切って外に出されている」となり、意訳すれば「Bに合うようにAは切られている」といったニュアンスとなる。ここから「適性がある」といった意味合いとなり冒頭の訳につながっている。
なお、この表現で使われるBには、主に職種・環境・交際相手等が来る。この例文の場合、You aren’t cut out for the militeryという形なので「あなたは軍という職業に向かって切って外に出されていない」→「軍という職業に合うように切られていない」→「軍という職業に向いてない」ということ。
rigid
「厳格な」「頑固な」等の意味を持つ形容詞。語源は、rig(引き延ばす)+id(形容詞語尾:状態)→「引き延ばされた状態」ということ。ここから「柔軟性がない」「硬直した」というニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、語根rig(引き延ばす)はスペルはちょっと違うがreachの語根と同じになる。ただ、覚えても適用範囲が狭い語根となるので、例文暗唱を通じて暗記してしまうのがよいと思う。
discipline
「規律」「しつけ」「訓練」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。説明の便宜上、disciple(弟子)という単語の説明から始める。この単語の語源は、dis(離れる)+cip(取る)→「何かを離して取る」ということ。ここから、特定の目的のために誰かに従って学び取るというようなニュアンスとなり前述の「弟子」という意味につながっている。
そして、この弟子に対しての「教育」「しつけ」という意味に派生したのがdisciplineという単語となる。そのため、disciplineは「規律」「しつけ」「訓練」といった意味を持つようになっている。
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