DUO3.0例文解説メモ #556
DUO3.0例文の556本目です。
get engaged to…とget married to…(…と結婚する)は同じ形なので関連させて覚えておくといいですね。
speaking of…
「…と言えば」という意味を持つ表現。文法的には、前の例文で出てきたstrictly speaking(厳密に言えば)と同じく、慣用的に使われる独立分詞構文の一つとなる。文法的な内容はリンク先で説明済みなので忘れてしまった方は内容を読み返して頂ければと思う。
get engaged to…
「…と婚約する」という意味の表現。この表現で使われている形容詞engagedは動詞engageの過去分詞が形容詞化されたもので、語源は、en(中に)+gage(誓約)→「誓約の中に入れる」ということ。
そのため、get engaged to…という形で「…と誓約に入れられた状態に変化する」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。前の例文で出てきた、get married to…(…と結婚する)という表現と併せて覚えておくとよいと思う。
また、engageという動詞単独の意味については、engage in…(…に携わる)で説明しているので気になる方はそちらの説明も読み返して頂ければと思う。
businessman
「実業家」「ビジネスマン」という意味の表現。日本語でもビジネスマンという単語を使うが、英語のbusinessmanはビジネスを動かしている「実業家」「事業主」「管理職」「経営者」といったニュアンスで使われることが多い単語となる。そのため、DUOの和訳も「実業家」という訳になっているのだと思う。
be at a loss for words
「言葉を失う」「言葉に絶句する」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、be(状態)+at(点)+a loss(紛失)+for(向かって)+words(言葉)→「言葉に向かって紛失の点にいる」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。
break off
「(つながり・関係)を解消する」「(話の途中で)中断する」「(会話)を急にやめる」「外れる」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、break(壊す)+off(離して)→「何かを壊して離す」ということ。
ここから、①つながりや関係を壊して離す→「解消する」、②会話を壊して離す→「(会話)を急にやめる」、③何かが壊れて離れる→「外れる」といった具合に冒頭の意味につながっている。なお、この例文では①の意味で使われている。また、break(壊す)は「急に」というフレーバーも持っていることから前述の②の意味につながっている。
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