DUO3.0例文解説メモ #176
DUO3.0例文の176本目です。
温度の単位としてアメリカでは華氏を使います。摂氏→華氏への変換は「2倍+30」と覚えておくと便利です。
temperature
「温度」「気温」等の意味を持つ名詞。語源は、語根temp(適切に混じり合う)を持っていることから「(大気の要素が)適切な配合で混合されたもの」といったイメージとなる。大気の要素が混じり合って生まれる特徴は「熱さ」「寒さ」となるため、これらの特徴の度合いということから「温度」「気温」という冒頭の意味につながっているのではないかと思う。
誰もが知っている単語だと思うので敢えて語源まで知る必要はないと思うが、後程出てくるlose one’s temper(突然怒り出す)を理解するのに少し役立つので参考までに記載しておく。
温度を表す単位
日本は摂氏を使うがアメリカは華氏を使っている。アメリカ人と話をしたときに日本の気温を説明するのに苦労した思い出がある(結局、摂氏→華氏への変換ができず伝えられずに終わってしまったが)。摂氏は英語でCelsius、華氏はFahrenheit。
また、摂氏→華氏への変換はざっくり「2倍+30」と覚えておけばよく、22.68℃であれば、22.68℃×2+30=75.36℉となる(正確に変換すれば72.8℉)。
ちなみに、下記写真はグランドキャニオンで撮影したものです。観光客向けに摂氏と華氏が併記されています。
degree
「段階」「度合(段階の間隔)」等の意味を持つ名詞。語源は、de(下に)+gree(一歩ずつ進む)→「下に一歩進む」ということ。ここから、下にというニュアンスが消えて冒頭の意味につながっている。さらに、ここからイメージが広がり「学位」「度」「次数」などの意味も持つようになっている。
なお、語源gree(一歩)は、ラテン語のgradusに由来しており、gradually(徐々に)やprogress(進展)等も同語根を持つ単語となる。スペルが変わってしまっているので覚えにくい難点があるのに加え、degreeは日常的によく使う単語となるので語源に遡らずにそのまま覚えてしまった方がよいかもしれない。
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