DUO3.0例文解説メモ #252
DUO3.0例文の252本目です。
watch out
「気を付けろ!!」「危ない!!」という意味の口語表現。直訳すれば「外を見る」ということなので、命令形で冒頭の意味になるのは理解できると思う。なお、watchは「見る」という意味の動詞だが、lookやseeと違って、注意・集中して見るというニュアンスになる。
watchを使った表現としては、watch TV(学校で必ず習う表現だと思う)や、空港の歩く歩道では降りるときによく"please watch your step"という音声が流れる。これらの例から、watchの注意・集中してという感じが伝わってくると思う。この辺りの感覚的な説明は大西先生の本やすずきひろし先生の本に詳しく説明されているので気になる方は一読をお勧めする。
ceiling
「天井」「(金額の)上限」等の意味を持つ名詞。語源は、ceil(覆う)+ing(現在分詞)→「覆っている」ということ。ここから、①部屋を覆うもの→「天井」、②比喩的に上を覆うもの→「上限」といった具合に冒頭の意味につながっている。
ceiling(天井)は日常でもよく使う基本的な単語なので、例文暗唱を通じてそのまま覚えてしまうのがよいと思う。なお、前の例文で出てきた同語根を持つconceal(秘密にする)でも少し触れているので参考にして欲しい。
give way
「(建物等が)崩壊する」「道を譲る」等の意味を持つ表現。wayに冠詞が付いてないため数えられる「道」といった意味ではなく、抽象的で数えられない意味(進行?)といったニュアンスになると思う。ただ、longmanやコウビルドを調べても不可算名詞のwayというのは載っていなかったので、慣用的に使わるようになった表現なのかなぁと個人的に推測。
そのため、直訳すれば「進行を与える」となり、①崩れるものに進行を与える→「崩壊する」、②他者に進行を与える→「道を譲る」といった具合に冒頭の意味につながっているのだと思う。
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