DUO3.0例文解説メモ #285

2024年1月9日DUO

管理人
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DUO3.0例文の285本目です。

appreciateは色んな意味を持つ多義語ですが、price(値段)が入っていることから「~に値段を付ける」というのがコアになります。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
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count on…

「…を頼りにする」「…を当てにする」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、count(数を数える)on(接触)→「…と接触して数を数える」ということ。ここから「…を数に数える」→「…を頼りにする」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。この例文のようにI’m counting on youという形でよく使われるので、例文暗唱を通じてこのまま覚えてしまえばよいと思う。

see to it

「取り計らう」という意味の表現。分解して考えれば、see(見る)+to(到達)+it(それ)→「それが到達するまで見る」ということ。ここから「上手くいくように取り計らう」「確実にそれを行う」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。なお、ここでのseeは他動詞でなく自動詞の意味になる。

I appreciate it

「ありがとうございます」という意味の表現。お礼を言う時によく使われるフレーズの一つ。自分が数カ月アメリカ滞在した時に、お礼を言うフレーズとして聞いたことがあるのはThank you, I appreciate itの2つだけだった。

どちらも同じくらい頻繁に使われている印象があり、アメリカ人に「何が違うの?」と聞いたことがあったが「違いはない」とのこと。I appreciate itの方が丁寧な表現と聞いたことがあったのでその点についても質問してみたが、ちょっと考えた後に「そうかもしれない」との返答が返ってきたのを覚えている。複数のアメリカ人に聞いたわけではないので詳細は分からないが、自分の経験上はthank youと大差ない印象。I appreciate itをお礼を言う時のフレーズとして覚えるだけでも良いが、折角なのでappreciateについても少し深堀をしておく。

appreciateは、ap(~の方へ)preci(price)ate(動詞語尾)→「~に値段を付ける」というイメージ。そこから、下図のように色んな意味に派生している。

appreciateのマインドマップ

I appreciateをこのイメージに沿って考えていくと、「それ(あなたがしてくれた行為)に対して値段を付けます」→「ありがとうございます」ということ。また、Thank youと違い、appreciateの目的語には基本的に「具体的な対象・行為」が入る(値段を付ける具体的な対象が目的語となるため)。

ネットで検索していると、I appreciate itは「具体的な行為に対してお礼を言うニュアンスがある」と書かれていることもあるが、そのあたりのニュアンスも上記説明を読めば納得がいくと思う。

don’t mention it

「どういたしまして」という意味の表現。お礼を言われたときの返答でよく使われるフレーズでYou’re welcomeよりも少しフォーマルな印象。直訳すれば「それ(お礼)を言わないで」となり意訳すれば冒頭の意味となる。

DUOの例文にはmentionを使ったものはこれ以外に出てこないが、よく使う動詞なのでフレーズを覚えるのと一緒に下記2点も意識しておくと良いと思う。①mentionは動詞としては他動詞となる(mention itと直接目的語を取っているのでフレーズを覚えてしまえば容易に推測できる)。②mentionは「何かについてちょっと触れる」時に使われる。


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Posted by EngxEng