DUO3.0例文解説メモ #209
DUO3.0例文の209本目です。
セミコロンと接続副詞の組み合わせは文の関連性をもっとも強く強調する構文となるようです。
keep your word
「約束は守れ」という意味の表現。直訳すれば「あなたの言葉を保て」となり、意訳して「言ったことは守れ」ということ。前の例文で出てきたbreak one’s promise(約束を破る)と逆の表現となる。
セミコロン(;)
英語の句読点としては、コンマ(,)、セミコロン(;)、コロン(:)、ピリオド(.)が存在し、この順に区切り力?(分離力)が上がっていく。自分もあまり詳しくはないが、セミコロンと接続副詞の組み合わせは文の関連性をもっとも強く強調する構文となるようです。このサイトにネイティブ視点での説明がされているので気になる方は読んでみるとよいと思う。
otherwise
「さもなければ」「そうでなければ」等の意味を持つ副詞。語源は、other(別の)+wise(やり方)→「別のやり方で」ということ。ここから、元の方法じゃないやり方をすればといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
そのため、この例文に沿って考えれば「約束を守らないやり方を選択すれば」ということになる。なお、DUOの例文には出てこないが語根wise(やり方)を持つ単語に、clockwise(時計回りに)、likewise(同様に)、pricewise(価格の面では)等の表現があるので併せて覚えておくとよいと思う。
少し補足すれば、clockwiseは「時計の動くやり方→時計方向に」、likewiseは「似たやり方→同様に」、pricewiseは「価格のやり方→価格の面では」ということ。
end up…
「最終的に…で終わる」「結局…することになる」という意味の句動詞。分解して考えれば、end(終わる)+up(完了)→「…で完了する」ということ。ここから「結局」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、endが「終わる」という意味なので最終的に追い込まれて…するというニュアンスも含まれる。longmanにもespecially when you did not plan it(特にそれを計画してないとき)という説明がされている。また、…の部分にはこの例文のように動名詞が続くことが多い。前の例文でwind up(終わりにする)が出てきたが、end upと同じようになニュアンスで使えるらしい(正確にはニュアンスに差があると思うが、その差はちょっと分からなかった)。
lose face
「面目を失う」「評判を落とす」等の意味を持つ表現。faceと言えば「顔」という意味を想像するが、不可算名詞で「面目」という意味もある。ここでは後者の意味で使われてる。
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