DUO3.0例文解説メモ #417

2024年1月11日DUO

管理人
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DUO3.0例文の417本目です。

butの「除く」という感覚が重要だと思います。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
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NHK英会話

tabloid

「タブロイド紙」「大衆紙」という意味の名詞。なぜ、大衆紙という訳になっているのかも含めてWikiに詳細が載っているので興味がある人は読んでみるとよいと思う。

簡単に要約すると、タブレット(小さな錠剤に紛薬を凝縮して入れたもの)を開発した製薬会社がタブロイドという商標で商品販売したことがそもそもの始まり。その後、タブロイド=圧縮したものという認識が広まり、簡略化した記事や小型サイズの新聞をタブロイドと呼ぶようになる。元々、小型サイズの新聞が大衆向けの記事に力を入れていたことから、タブロイド=大衆紙という意味を持つようになったということ。

イメージ

reveal that…

「…ということを明かす」という意味の表現。動詞revealの語源は、ラテン語の「ベールをとる」ということに由来しており、分解して考えれば、re(反対)とveal(ベールで覆う)から成り立っているということ。

接頭辞re-が反対という意味になったり(普通は、後ろ、再びという意味が多い)、ベールの英語スペルはveil(vealではない)で分かりにくいので、個人的には語源に紐付けずにそのまま覚えてしまった方がよい単語だと思う。

addict

「中毒者」「常用者」「熱狂的なファン」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、ad(~の方へ)dict(言い渡す)→「誰かに何かを言い渡す」ということ。この意味から冒頭の意味になった経緯は少し複雑そうなので個人的にはそのまま単語として覚えてしまうのが楽だと思う(*)。

ちなみに、be addicted to…(…の中毒者)という表現を使って、He is addicted to cigarettes(彼はタバコ中毒だ)といった使い方もできるので、併せて覚えておくとよいと思う(最重要構文540で出てくる文となる)。ちなみに、なぜ前置詞toを取るのかについては、語根dict(言い渡す)を含んでいるので、言い渡す先を指し示すためだと思う。

(*)addictの語源
調べた限りざっくりと①~④の流れ。せっかく調べたので参考までに載せておく(あまり正確ではないかもしれないが)。

  • ①債務者(お金を借りている人)が債権者(お金を貸している人)に返金できないとき、ローマ法では裁判官に当たる人が責務者を奴隷にすると言い渡すことができた。そこから、addictの元となった単語は「奴隷になるように言い渡す」「奴隷になるように言い渡された人」を意味するようになった
  • ②広義の意味として「奴隷のように何かに専念させる」という意味を持つようになった
  • ③禁酒や脱薬物の流れもあり、addictを「奴隷のように薬に専念させる」というような使い方をするようになった
  • ④addictは「中毒者になる」「中毒になった人」という意味になった。

reputation

「評判」「名声」等の意味を持つ名詞。語源は、re(再び)pute(考える)ation(名詞語尾:結果生じるモノ)→「繰り返し考えた結果生じるモノ」となり冒頭の意味につながっている。

少し補足すれば、人や組織が行う活動や行為を都度考えていけば、その対象への評価が蓄積され、最終的に「評判」「名声」につながるということ。なお、語根pute(考える)は、後の例文に出てくるdispute(論争)でも使われているので、先読みしてイメージを固めておくのもよいと思う。

all but…

「ほとんど…」「…も同然」等の意味を持つ副詞。all butの1セットで副詞のように働きalmostと同じような意味を持つ。ただ、all but a few people…(数名を除いてみんな…)のようにallが名詞(代名詞)の意味で使われる場合は異なる意味になるのでall but =almostという暗記は好ましくない。

この辺りは、anything but…(決して…ではない)で説明したbutの「除く」というイメージから理解できるのでポンチ絵を使って説明していく。まずは、all but a few people…という表現だが、but(除く)と考えれば「全てから数名を除いた」という意味になるのは理解できると思う。図で表せば左下のイメージとなる。

このドーナツ部分を副詞的に働かせれば、右上図のようになり「butで一部が除かれている」→「完全に一緒ではないがほぼ一緒」ということになる(真ん中が完全のイメージ)。そのため、butは「除く」という感覚を持っていれば理解できる表現となる。

ruin

「台無しにする」「破産させる」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、ruの部分が「粉々に砕く」という語根に由来しているが、覚えてもあまり応用が利かない語根という印象なので、語源に紐付けずに単語として覚えた方がよいと思う。なお、会話でも比較的使われる頻度が高い単語になると思う。


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Posted by EngxEng