DUO3.0例文解説メモ #175
DUO3.0例文の175本目です。
composeとconsistの違いは押さえておきたいところですね。七田先生の教材でcompose music(作曲する)という表現が出てきたのを覚えてます。
substance
「物質」「実体」「真実」「重要性」等の意味を持つ名詞。語源は、sub(下に)+sta(立つ)→「下に立っているもの」ということ。ここから、表面下にある実体や真実といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
mostly
「大部分は」「たいてい」「主に」等の意味を持つ副詞。分解して考えれば、most(ほとんど)+ly(副詞語尾)→「ほとんどは」ということ。ここから「大部分は」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
A is composed of B
「AはBから構成される」という意味の表現。この表現で使われている動詞composeは「作曲する」「組み立てる」等の意味を持っており、語源は、com(一緒に)+pose(置く)→「何かと一緒に置く」ということ。ここから「アレンジする」「一緒に書く」等のニュアンスとなり前述の意味につながっている。
そのため、A is composed of Bという形で「AはBという要素と一緒に置かれている」となり意訳すれば冒頭の意味となる。なお、前置詞ofは前の例文で出てきたA consist of B(AはBで成り立っている)と同じく「原料・要素」の意味となる。この例文の場合はBの部分がhydrogen and oxygenとなっているので「水素と酸素が一緒に置かれている」→「水素と酸素で構成されている」ということ。
composeとconsistの違い
composeとconsistは似たような意味を持っており、混同・比較されることが多い単語だと思う。文法的な違いを言えば、consistは自動詞で、composeは他動詞となる。「XはA, B, Cから成り立つ」という表現をconsistとcomposeを使ってそれぞれ書けば、①X consists of A, B and C、②X is composed of A, B and Cとなる。
基本的に①②は言い換え可能なようだが厳密には、①XはA、B、Cのみで出来ている、②A、B、CがXの中で何らかの構造や組織を形成するというニュアンスがあるらしい。
この辺りは、①consistは「しっかり立っている」という語源イメージからその構成要素を列挙する形、②composeは「一緒に置く」という語源イメージから置かれたものとの関係性に焦点を当てていることによるものだと推測。
hydrogen
「水素」という意味の名詞。語源は、hydro(水)+gen(生む)→「水を生み出すもの」となり冒頭の意味につながっている。なお、中学校で習う化学元素H(水素)はhydrogenのことを指す。
oxygen
「酸素」という意味の名詞。語源は、oxy(酸)+gen(生む)→「酸を生み出すもの」となり冒頭の意味につながっている。なお、中学校で習う化学元素O(酸素)はoxygenのことを指す。理科の実験でオキシドールという液体(消毒液)を扱ったことがあると思うので、語根oxy(酸)は一度は耳にしたことがあると思う。
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