DUO3.0例文解説メモ #167
DUO3.0例文の167本目です。
掛け算の表現を学べる例文になってます。
calculate
「計算する」「予測する」等の意味を持つ動詞。語源はcalcuim(カルシウム)でできたチョークに由来している。昔の人は、地面にチョークで考えを書いたり計算したりしていたことから、冒頭の意味につながっている。なお「予測する」という意味については「色々な事実を使って推測する」というニュアンスになるので、前述の語源イメージとも合うと思う。
volume
「量」「音量」「(本の)一巻」「容量」「体積」等の意味を持つ名詞。語源は、語根vol(回転する)を持っており、もともと「巻かれた紙」というような意味合いで使われており、そこから「本」→「(本の)サイズ」といった具合に「量やサイズ」というニュアンスを持つようになった単語となる。
そのため、①量やサイズに焦点→「量」「音量」「容量」「体積」、②一巻きの本→「一巻」といった具合に冒頭の意味につながっている。ちなみに面積はareaという。面積と体積の求め方を図にしたサイトがあったので参考までにリンクを貼っておく。
multiply A by B
「AにBを掛ける」という意味の表現。この表現で使われている動詞multiplyは「掛ける」「増加する」等の意味を持ち、語源は、multi(多い)+ply(重ねる)→「何度も重ねる」ということ。ここから「数字を何度も重ねる(=足し算する)」といったニュアンスとなり、前述の意味につながっている。
そのため、multiply A by Bという形で「AをBによって掛ける」ということ。なお、この例文ではmultiply A by B by Cといった具合にもう一つ掛ける対象が加わっている。ちなみに、2×4=8を英語にすると、2 multiplied by 4 is 8.となり、掛け算する対象はby(~によって)を使って指定する。
YouTube動画版
動画版も作ってみました。宜しければ、チャンネル登録お願いします。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません