DUO3.0例文解説メモ #511
DUO3.0例文の511本目です。
覚えればそのまま使える表現が沢山使われてますね。
to tell the truth
「実を言うと」という意味の表現。分解して考えれば、to(指し示す)+tell the truth(その事実を教える)→「その事実を教える方向に行く」となり意訳すれば冒頭の意味となる。
表現のためのロイヤル英文法には慣用的な独立不定詞(文から独立して文章全体を修飾する不定詞)として説明されおり、他の例文内でも出てきているto begin with(まず第一に)、needless to say(言うまでもなく)、to make matters worse(さらに悪いことに)等も同分類となる。
慣用的に使われている表現なので分解してあれこれ考えるよりはこの例文暗唱を通じて慣れて覚えてしまうのがよいと思う。
on the other hand
「一方では」「他方では」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、on(接触)+the other hand(もう一方の手)→「もう一方の手に接触して」ということ。hand(手)は二つあるので、一方の手(ある状況や意見)に対して、もう一方の手(他の状況や意見)といった具合に比喩的な対比を表している(theでhandが特定されるのもそのためとなる)。
この例文のように、ある意見や事実に対して、違った見方や考慮すべきものが他にもあるといったようなニュアンスで使われるので、そういった点を意識しながら例文暗唱に取り組むとよいと思う。なお、前の例文で出てきたon the contrary(逆に)という表現と誤用しやすいので使用する際は要注意。
be into…
「…にはまっている」という意味の表現。前置詞intoは、in(中へ)+to(方向・到達)→「内部へ入っていく」というのが基本イメージとなるので、be into…という形で「…の内部に入っている」となり意訳すれば冒頭の意味となる。なお、この例文では、同表現を強調するためにreally(本当に)を付加した形となっている。
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