DUO3.0例文解説メモ #021
DUO3.0例文の21本目です。
ダイアログ(対話)形式の文章になります。
ugly
「醜い」「おぞましい」「不快な」等の意味を持つ形容詞。語源は「恐ろしい外観」に由来しており、そこから少しニュアンスがマイルドになって「不快な」という意味につながっている。
なお、この例文で使われているuglyですが、海外ドラマのFriendsでは、ugly naked guy(裸のブ男)という人物が登場します。隣のビルに住んでいて窓越しに姿が確認できるので ugly naked guyが、、、という表現が何度か出てきます。
実際にその姿が映像に映ったときに「あっ、なるほどね」とuglyのイメージが固まったのを覚えています。グーグル検索すれば画像が出てくるので気になる方は検索してみてください。
object
「物体」「目的」「関心」「目的語」「客観」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、ob(向かって)+ject(投げる)→「何かに向かって投げる」ということ。ここから「前に投げられたモノ」「投げられて前にあるモノ」に焦点が当たり、冒頭の意味につながっている。
具体的には、①前にあって触れることが出来るモノ→「物体」、②前に投げられているモノ→「目的」、③投げられて周りから見られる→「関心」「客観」となる。
なお、語根ject(投げる)を持つ単語としては、projector (前に投げるもの=投影機)があるので、この単語と紐付けてしまえば良いと思う。
abstract art
「抽象芸術」という意味の表現。この表現で使われている形容詞abstractは「抽象的な」という意味を持ち、語源は、ab(離れて)+tract(引く)→「引き離す」ということ。ここから「物質や現実的事柄から引き離す」というニュアンスとなり、前述の「抽象的な」という意味につながっている。
なお、名詞として「概要」という意味もあり、論文の冒頭でabstractという記載をよく見かけるが、これは「全体から要約部分を引き離したもの」ということ。また、art(芸術)という単語は不可算名詞となるため、この例文のようにa piece of…(…の1作品)を前に入れている。
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