DUO3.0例文解説メモ #237
DUO3.0例文の237本目です。
It is said that…
「…と言われている」という意味の表現。
global warming
「地球温暖化」という意味の熟語。この形でよく出てくるので例文暗唱を通じて覚えてしまえばよいと思う。
be related to…
「…に関係している」「…に関連している」等の意味を持つ表現。頻繁に出てくる表現となるので覚えてしまっている人も多いと思う。一点だけ注意点を挙げれば、relatedに続く前置詞は必ずtoになるという点。日本語訳から考えると、be related with…としがちだが、これは文法的には誤りとなる。
この辺りについて理屈(こじつけ?)を知りたいという方は、relateの語源を考えてみるとよいと思う。relateは、re(後ろ)+late(運ぶ)→「後ろ(=元)に運ぶ」というイメージになるので、relateの後ろに続く前置詞としては、運ぶ先を示すto(到達)がしっくりくるということになる。
carbon dioxide
「二酸化炭素」という意味の熟語。この形でよく出てくるので例文暗唱を通じてこのまま覚えてしまえばよいと思う。補足説明になるが、カーボンは炭素という意味。身近な例だと、宅急便の送り状や伝票に使われている複写式の紙を一般的にカーボン紙という(昔はすす(炭素)を塗って複写してたため)。
また、メールのCCはCarbon Copyの略で「写し」ということ。仕事では依頼する人をTO入れ、関連する人をCCに入れて送るのが一般的。これも昔はカーボン紙でコピーを作って関係者に配布していたことに由来するのだと思う。
なお、dioxide(二酸化物)のdiはギリシャ語で数字2を表し、oxideは酸化物という意味。二酸化炭素の化学式はCO2となるので、carbon dioxide(カーボンとオキサイドが2つ)という熟語と上手く一致するのが分かると思う。なお、oxygen(酸素)についてはリンク先で説明しているので気になる方は読み返してもらいたい。
emission
「(汚染物質等の)排出」「(光・熱・ガス等の)放出」等の意味を持つ名詞。語源は、e(外に)+mit(送る)+sion(名詞語尾)→「何かを外に送る」ということ。ここから、何かを放射・排出するといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
emissionという単語が使われる例としては、少し専門的になるが、電気・電子機器の規格の一つであるEMC(Electromagnetic Compatibility)がある。この規格の中で「自身が発する電磁波の測定」と「電磁波にさらされた環境での試験」の2つについて規格値を満足しているかどうかの確認をするが、前者(発する電磁波)のことをemissionという。
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