DUO3.0例文解説メモ #314
DUO3.0例文の314本目です。
jet lag(時差ぼけ)は覚えておくと便利ですね。出張で現地に着いた時に「時差ぼけが。。。」という会話にもつながると思います。
whenever…
「…するときはいつでも」という意味の接続詞(副詞の意味もある)。既に前の例文#023で説明しているので忘れてしまった方はリンク先を読み返して頂ければと思う。
suffer from…
「…に苦しむ」「…に耐える」等の意味を持つ表現。この表現で使われている動詞sufferは「苦痛を受ける」「苦しむ」といった意味を持ち、語源は、suf(下に)+fer(運ぶ)→「何かを背負って運ぶ」ということ。ここから「苦痛を背負って」といったニュアンスとなり前述の意味につながっている。
そのため、suffer from…という形で「…を起点として苦しむ」となり、起点=原因となって冒頭の意味につながっている。この例文に沿って考えれば、suffer(苦しむ)+from(起点)+jet lag(時差ぼけ)→「時差ぼけを起点として苦しむ」→「時差ぼけが原因で苦しむ」ということ。
なお、sufferは他動詞としての意味も持っているので目的語(苦痛)を取って、suffer a pain(痛みを受ける)といった使い方もできる。
jet lag
「時差ぼけ」という意味の熟語。分解して考えれば、jet(飛行機)+lag(時間差)→「飛行機による時間差」ということ。ここから、飛行機に乗ってもたらされるものといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、lag(時間差)に関しては、タイムラグ(time lag=時間的なずれ)といった使い方をするので特に理解は難しくないと思う。日常会話でもこのままの形でよく使われるので、例文暗唱を通じて暗記してしまえばよいと思う。
diarrhea
「下痢」という意味の名詞。語源は、dia(間を通って)+rrhea(流れる)→「(体の)間を通って流れる」ということ。ここから、異常な頻度での排泄を意味するようになり冒頭の意味につながっている。スペルから発音が想像しにくいと思うので、発音に意識しながら音で覚えてしまうのがよいと思う。発音記号は[dàiəríːə]となる。
なお、接尾辞-rrhea(流れる)は覚えてもあまり有用でないので、語源を意識せずに単語として覚えてしまうのがよいと思う。ちなみにポルトガル語の下痢(diarréia)も似たスペルになっているので、ヨーロッパ圏の言語知識のある人にとっては馴染みのある単語になるかもしれない。
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