DUO3.0例文解説メモ #020

2024年1月6日DUO

管理人
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DUO3.0例文の20本目です。

覚えるだけでそのまま使えそうな文章になっています。

a little(ちょっとだけある)とlittle(ほとんどない)は混乱しやすい表現です。個人的には冠詞のa(そこにあるという存在を表す)がポイントだと思います。しっかりとイメージして感覚と一緒に例文として脳に紐付けてしまうといいと思います。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
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Could you…?

「~して頂けないでしょうか」という意味を持つ表現。何かを依頼する時に使われる丁寧な表現となる。いきなり動詞から始めると命令する形になってしまうので、助動詞willやcanを付けて少しマイルドな表現にする。さらに丁寧さを表したい場合は過去形にする。

過去形にして現在から距離をとることで仮定や丁寧といったニュアンスが発生するということになる。この辺りの詳細については、大西先生の本に説明があるのでそちらを一読されることをお勧めする。

move over

「席を詰める」「異動する」「職を退く」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、move(動く)+over(越えて)→「何かを越えて動く」ということ。ここから、①空いてるスペースを越えて動く→「席を詰める」、②部や課を越えて動く→「異動する」、③自分の職を越えて動く→「職を退く」といった具合に冒頭の意味につながっている。

a little

「少し」「ちょっと」という意味を持つ表現。学校では少しを表すのにfew(数えられるものに使う)とlittle(数えられないものに使う)を習う。さらに冠詞aがなければ「ほとんどない」、冠詞aがあれば「少しはある」といったニュアンスになることも併せて習うと思う。この例文の場合は、space(不可算名詞)のことを言っているので、数えられないlittleとなり、aを付けることで「少しだけ」といったニュアンスとなる。

fewとa fewの違い

説明の便宜上、数えられる名詞を対象にしてfewとa fewの違いについて説明する(littleとa littleも基本的には同じイメージとなるので説明は割愛する)。イメージとしては下図右側のようになり、All(全体)から1つだけピックアップするのが冠詞aの感覚となる。そして、fewは「ほとんどいない」というニュアンスになるので、few…という形で使えば「ほとんどいない」という意味合いになる。ただし、これに冠詞aを加えれば、1つピックアップするという感覚から「対象がそこに存在する」というニュアンスとなり、a few…で「少ないながらも存在する」ということになる。

fewとa fewの違い(右側)

realize

「気付いている」「気付く」「(夢や希望を)実現する」等の意味を持つ動詞。語源は、real(現実)+ize(動詞語尾)→「現実にする」ということ。ここから、①現実にしている→「気付いている」、②今まで気付いてなかったことを現実にする→「気付く」、③夢や希望を現実にする→「実現する」といった具合に冒頭の意味につながっている。

この文章は、②の気付くという意味で使われており、I was taking up so much space(そんなに場所を取っていた)ということに対して、I didn’t realize(気付かなかった)ということ。

take up

「(ある空間や場所を)占める」「(趣味などを)始める」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、take(ひょいっと手に入れる)+ up(上に)→「上に取り上げる」ということ。ここから、①時間や場所を取り上げる→「占領する」「占める」、②趣味や活動を取り上げる→「始める」といった具合に冒頭の意味につながっている。

なお、take upは他にも意味を多々持っているので、そのイメージをマインドマップ風にまとめたものを下図に示す。「何をtake upするか」によって意味が広がっていくことを理解するのが最も重要な点になると思う。

take upのイメージ

space

「空間」「スペース」等の意味を持つ不可算名詞。不可算名詞となるため、manyではなくmuchで修飾している。

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Posted by EngxEng