DUO3.0例文解説メモ #251
DUO3.0例文の251本目です。
分詞構文を使った例文になってます。
devastate
「壊滅させる」「打撃を与える」等の意味を持つ動詞。語源は、de(完全に)+vast(空)+ate(~する)→「完全に空にする」ということ。ここから、荒廃させるといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。なお、この例文では現在分詞が形容詞化されたdevastating(壊滅的な)という形でearthquake(地震)を修飾している。
state capital
「州都」という意味の熟語。同熟語を構成しているstate(州)、capital(首都)の理解は特に難しくないと思う。個人的には、州都=州最大の都市というイメージがあったが、そうでもないのが結構あるのが意外だった(この辺りはwikiにまとめがあるので気になる人は見てみるとよいと思う)。
なお、cattle(畜牛)のところでも少し触れたが、capitalはcap(頭)という綴りを持っているので重要な場所というニュアンスから「首都」という意味がある。また、cap(頭)というイメージから色んな意味に派生している多義語になる。リンク先で掲載した図を下記に再掲しておく。
leave O(目的語)+C(形容詞)
「OをCの状態にして」という意味の表現。後の例文で出てくるleave me alone(私を一人にして)やleave the door open(ドアを開けたままにして)等の形でよく使われている。この例文の場合は、O(目的語)が少し長いので捉えにくいかもしれないが、O=tens of thousands of residents(数万人の住民)となる。また、C=homeless(住む家がない)ということ。
そのため、全体で「数万人の住民を住む家がない状態にして」ということ。さらに、leaveを現在分詞にして分詞構文としている。分詞構文の説明は#094と全く同じ内容になるのでそちらを読み返して頂ければと思う。
resident
「居住者」「住民」等の意味を持つ名詞。語源は、re(後ろ)+sed(座る)+ent(人)→「後ろに座る人」ということ。ここから「後ろにどっしりと居座る人」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。座る人→居座る人→「住人」という流れとなる。
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