DUO3.0例文解説メモ #553
DUO3.0例文の553本目です。
besideとbesidesは混乱しやすい単語ですね。
besides…
「…の他に」「…に加えて」という意味を持つ前置詞(副詞の意味もある)。語源は、beside(~の傍に)という単語に-sを付加して副詞化された単語となっている(そのため、前置詞だけでなく副詞の意味も併せ持つのだと思う)。
語源的につながりはちょっと不明だが、便宜上はbesideの複数形と捉えて「一面だけでなく複数の面の傍で」と考えると冒頭の意味に感覚的につなげられると思う(複数の面があるので「他に」というニュアンスも生じる)。なお、イメージ的にはリンク先のマインドマップを参考にして欲しい。
attend
「出席する」「通う」「世話をする」「伴う」等の意味を持つ動詞。語源は、at(~の方へ)+tend(伸ばす)→「何かに向かって伸ばす」ということ。
ここから、①人に向かって注意を伸ばす→「世話をする」、②何かに向かって伸びていく→「伴う」、③会議や授業などのイベントに自身を伸ばす→「出席する」、④場所に向かって自身を伸ばす→「通う」といった具合に冒頭の意味につながっている。なお、この例文では③の意味で使われている。
また、longmanにはattendは堅い表現となるため、日常的には③④の意味ではgo toを使うことが多いとの説明がされている。日本語でも④の意味でアテンドという単語を使うことがあるので、一度は耳にしたことがある単語だと思う。
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