DUO3.0例文解説メモ #215

2024年1月8日DUO

管理人
管理人

DUO3.0例文の215本目です。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
YouTube動画版もあるのでご活用ください)
『スピークバディ』はAIと対話する気遣い無用の英会話アプリです。無料で使える機能もあるのでとりあえずダウンロードして試してみるとよいと思います。オンライン英会話はちょっと恥ずかしいという方にお勧めです。
スピークバディ

A, B and C

「A、B、Cの順に起こる」ということ。A and B and Cとするとandが何度も出てきてしまうので、最後のand以外はコンマを使う。この例文の場合は、A(スリップした)、B(横転した)、C(積み荷を路面いっぱいに散乱させた)となる。A, B, Cの順番でそうなったということ。

A truck driving ahead of me

「私の前を走っていたトラック」という意味の表現。a truckにdriving ahead of me(私の前を走っている)を張り付けて修飾している形。文法的には現在分詞の後置修飾となる。このあたりの説明については、大西先生の本に分かりやすく書かれているので(前から修飾しない/できない理由も含め)、気になる方は一読してみるとよいと思う。

ahead

「前方に」「先に」等の意味を持つ副詞。語源は、a(~の方向に)+head(頭)→「頭が向かう方向」となり冒頭の意味につながっている。後の例文でもgo ahead(どうぞ)という形で出てくる。

skid

「(車輪のある車両が)横滑りする」「スリップする」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。同じような意味を持つ単語にslip(スリップ)があるが、こちらは人やモノ(車両以外)に対して使われる。DUOの訳ではスリップとなっているが、英語ではskidとなっているのは対象がトラックとなるため。日本語ではどちらの場合もスリップというので英語で話す際は要注意(意味は伝わると思うが)。

イメージ

turn over

「反転する」「横転する」「あれこれ考える」「熟考する」「大きく変わる」「一変する」「引き継ぐ」「譲渡する」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、turn(回転する、向きを変える)+over(弧のイメージ)→「弧を描くように回る」「向きを変えて何かを越える」ということ。

イメージ

ここから、①モノが弧を描くように回る→「反転する」「横転する」、②頭の中でクルクル色んなことを回す→「あれこれ考える」「熟考する」、③向きを変えて一線を越える→「大きく変わる」「一変する」、④責任や仕事を自分を越えて別の人に変える→「引き継ぐ」、⑤会社などの所有権を自分を超えて別の人に変える→「譲渡する」といった具合に冒頭の意味につながっている。なお、この例文では①の意味で使われている。

scatter

「ばらまく」「まき散らす」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源を調べてみたが正確には分かっていないみたいで、前の例文で出てきたshatterと同じという説があるらしい(確かにスペルは似ている)。shatterはここで説明したように「ガシャーンと砕け散るというイメージ」。「砕け散る」という点にフォーカスが当たっているのに対し、scatterは「まき散らす」という点にフォーカルがあるのだと思う。

ちなみに、散布図のことをscatter plot, scatter diagramというので、この熟語を覚えてしまえば必然的にscatter(まき散らす)という感覚が掴めるようになると思う。

scatter plot



\ 応援をお願いします! /
にほんブログ村 英語ブログへ   このエントリーをはてなブックマークに追加



DUO

Posted by EngxEng