DUO3.0例文解説メモ #275
DUO3.0例文の275本目です。
efficient
「効率の良い」「効率的な」等の意味を持つ形容詞。語源は、effect(効果)+ent(現在分詞の末尾)→「効果が外に継続している」となり冒頭の意味につながっている。
なお、DUOの例文には出てこないが、紛らわしい単語にeffective(effectに性質を表すiveが付加して形容詞となったもの)があり、こちらは「効果的な」という意味になる。
efficientとeffectiveの違い
両者ともeffect(効果)の形容詞となるが、個人的には次のような流れでイメージしている。まずeffect(効果)はリンク先で説明したように、ef(外に)+fect(作る)→「外に何かを作る」ということ。そして、下記①②のようになるということ。
①efficientは、effect(外に作る)+ent(現在分詞の末尾)→「外に作り続けている」ということ。何かを外に作り続けるということは「効率的な」という意味につながる
②effectiveは、effect(外に作る)+ive(性質に注目)→「外に何かを作る性質がある」ということ。何かを作れるということは外に影響を及ぼせるということになるため「効果的な」という意味につながる。
machinery
「機械(類)」「機械内部の部品」「機構」等の意味を持つ不可算名詞。語源は、machine(機械)+ery(名詞語尾:集合体)→「機械の集まり」ということ。ここから、①機械の集合→「機械(類)」、②機械部品の集合→「機械内部の部品」、③機械に関係ない複雑なシステム→「組織」「機構」といった具合に冒頭の意味につながっている。
また、集合体を表す不可算名詞なので、既に出てきたfurniture(家具)やequipment(装置)と同様に複数形とならない点に要注意。
labor
「労働」「仕事」「苦労」等の意味を持つ名詞(動詞、形容詞としての意味もある)。「苦労」という意味合いから「陣痛」といった意味でも使われる。
自分がこの単語をよく聞いたり使ったりしたのは、顧客に製品販売+作業費代を請求するとき。作業費用は、labor charge(○○円/時間)という形で計算し、顧客への請求書には製品代と作業費が両方明記される形となる。
製品代はビジネスの関係で安くできないが(粗利とか関係してくるので)、代わりに作業費用を負けときますよみたいな会話でlaborを使っていた。ビジネスの世界ではよく出てくる単語になるので、海外関係の仕事をされる方にとっては馴染みのある単語になると思う。
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