DUO3.0例文解説メモ #313
DUO3.0例文の313本目です。
On …ing(…するとすぐに)という表現ですが、要は「ON(接触)してすぐに」ということです。前置詞のイメージができれば自然と理解できます。
On …ing
「…するとすぐに」という意味の表現。動名詞を用いた慣用構文となる。慣用構文なのであれこれ考えずに覚えてしまうのが良いと思うが感覚的な話をすれば、on(接触)+…ing(…する)→「…するのと接触すると」→「…するとすぐに」といった流れとなる。要するに、ONしてすぐにということ。
encounter
「(偶然)出くわす」「(困難に)遭遇する」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、en(~の中に)+counter(反対側に)→「お互い反対側の状態になる」ということ。counter(反対側に)に対象がいれば「抵抗(=困難)」というニュアンスが生まれ、お互いが歩いてきてたまたま正面を向いた状態になると考えると「偶然」というニュアンスも感覚的に理解できると思う。
celebrity
「有名人」「名声」等の意味を持つ名詞でcelebと略されることもある。語源は、celeb(有名)+ity(名詞語尾)→「有名なこと」となり冒頭の意味につながっている。日本語でもお金持ちの人を指して「セレブ」と言うので一度は耳にしたことがある単語だと思う。ただ、英語のcelebは「お金持ち」という意味はないので使用する際は要注意。
具体的には、貧乏な有名人は「セレブ(お金持ち)じゃないけどceleb(有名人)」、お金持ちの一般人は「セレブ(お金持ち)だけどceleb(有名人)ではない」ということ。後の例文で出てくるcelebrate(祝う)も同語源となるので先読みしておくと語源のつながりが強化されると思う。
autograph
「(有名人の)サイン」という意味の名詞(動詞の意味もある)。語源は、auto(自身)+graph(手書き)→「自身で手書きしたもの」となり冒頭の意味につながっている。なお、自分を含め日本人感覚だとsignという単語を使ってしまいがちなので要注意。また、書類や領収書へのサインという場合はsignatureを使うことになる。
なお、動詞としてのsignには「サインする」という意味があるが、名詞としては「サイン」という意味がないので注意。この辺りは前の例文で出てきたsign a contract(署名をする)でも触れているので、忘れてしまった方は読み返して頂けるとよいと思う。
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