DUO3.0例文解説メモ #186
DUO3.0例文の186本目です。
figure out
「解き明かす」「理解する」「見つけ出す」等の意味を持つ句動詞。前の例文で説明したように名詞figure(スタイル)の持つコアイメージは「明瞭な輪郭」ということ。
これを踏まえて分解して考えれば、figure(明確な輪郭にする)+out(外へ)→「明確な輪郭にして外に出す」ということ。ここから「ぼやけたものを明確な輪郭にする」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、この例文では「なぜボブが軽蔑されているのか」ということをfigure out(明確な輪郭にして外に出す)できない→「分からない」ということになる。
why on earth…
「一体どうして」という意味の表現。「なぜ?」という部分を強調する形となる。why以外にもwhat, howにも使うことができ、感覚的には「地球上で」という大きなスケール感を挿入することで強調しているといった理解でよいと思う。
なお、longmanには、驚いている時や怒っている時に強調する表現として説明されている。似たような表現にthe hell(地獄)もある。on earthよりもカジュアル感が出るので、日常会話ではこっちの方が使用頻度が多い印象がある。
ちなみに、海外ドラマではthe hell(地獄)を使って、Where the hell have you been?(一体どこ行ってたんだよ?)という表現もよく出てくるが同じ感覚だと思う。
contempt
「軽蔑」「軽視」等の意味を持つ名詞。語源は、con(強意)+tempt(軽蔑)→「完全に軽蔑する」となり冒頭の意味につながっている。この例文のように誰かに対して軽蔑するという意味であれば、前置詞for(向かって)を使ってcontempt for…(…の軽蔑)という形となる。
なお、語根tempt(軽蔑)はあまり覚えても有用な語根ではないので個人的には例文暗唱を通じて単語として覚えてしまうのがよいと思う。
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