DUO3.0例文解説メモ #089
DUO3.0例文の89本目です。
make up for…(…の埋め合わせをする)という句動詞は海外ドラマでもたまに耳にすることがある表現となります。
海外ドラマのFriendsで、父親が息子に対して子供の頃あまり構ってあげられなかったという話をしているシーンで、there’s time to make up for that(まだ時間はあるからな)という表現が出てきました。that(構ってあげられなかったこと)を補う時間はまだあるというニュアンスです。
genius
「天才性」「天才」等の意味を持つ名詞。語源は、語根gen(生まれる)を持っており「生まれながらの才能」といったニュアンスから冒頭の意味につながっている。
make up for…
「…を補う」「…を埋め合わせる」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、make(作る)+up(完全に)+for(交換)→「完全に交換する」ということ。ここから「マイナスのギャップを何かと交換して完全に埋める」といったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
この例文の場合は、マイナス分が実地経験なので、for her lack…となる。それを埋めるようにmake upするということ。すなわち「補う」という意味になる。
firsthand
「実体験に基づいた」「目撃者による」等の意味を持つ形容詞。語源は、first(最初の)+hand(手)→「最初に手にする」ということ。すなわち間に誰も中継せずに直接手にするということ。experience(経験)とセットで使えば、直接の経験(人伝えに聞いたのではなく自分で実際にやった経験)ということになる。
ちなみに、firsthandがあれば、secondhandもありえるわけで、これは手にするまでの間に何か1つ入ることになるから「間接的」「中古」といった意味となる。
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