DUO3.0例文解説メモ #274
DUO3.0例文の274本目です。
VCRはもう使うことがないかもですね。DUO3.0の歴史が感じられる例文です。
under construction
「工事中」という意味の表現。underは「何かに覆われて下に」というイメージの単語。リンク先に意味の広がりをマインドマップ風にまとめているので参考にして頂ければと思う。覆われてというイメージから、プロセス中(水面下で進んでいるという感じだと思う)というニュアンスに派生して冒頭の意味につながっている。
なお、類似表現としてはunder negotiation(交渉中)、under consideration(検討中)、under discussion(協議中)等がある。
construction
「建造」「建設」「工事」等の意味を持つ名詞。語源は、con(一緒に)+struc(建てる)+tion(名詞語尾)→「色々な部材を使って建てる」となり冒頭の意味につながっている。なお、反対語となるdestruction(破壊)は前の例文で出てきているので復習がてらに読み返しておくとイメージが強化されると思う。
assemble
「集める」「組み立てる」等の意味を持つ動詞。語源は、as(~の方へ)+semble(同じようなもの)→「似たものになる方向へ」ということ。ここから「コピーする」「真似る」といったニュアンスを経て、最終的に「一つにまとめる」といった意味合いとなり冒頭の意味につながっている。
日本語でもカタカナでアセンブリ工場、アセンブリ言語などの使い方をするので耳にしたことがある人も多いと思う。比較的規模の大きい工場やIC製造では、工程ごとに工場を分けており組立作業のみをやる工場をアセンブリ工場と呼ぶ。
また、プログラミングでアセンブリ言語というのが出てくるが、これはCPUが理解できる機械語(0と1羅列)を人間にも理解しやすい言語に変換したものを言う。さらに人間にとって分かりやすい形にしたものにBASICやC言語がある。ここでいうアセンブリ言語というのは、命令をプログラムする(組み立てする)という意味から来ているらしい。
VCR
「ビデオデッキ」という意味の表現。Video Cassette Recorderの略となる。ビデオデッキを使っている人はもうほとんどいないと思うので無理に覚える必要はない表現だと思う。
per day
「一日当たり」といいう意味の表現。学校で、perは「~当たり」というのを必ず習うと思う。身近なところでは、パーセント(percent)や一分間当たりの回転数を表すRPM(revolutions per minute)等で使われている。
余談になってしまうが、centは100、または100分の1を表す。percentの場合は100の意味となり、30 percentであれば、100当たり30ということ。なお、centは100という基準を表すので30 percentsと複数形にならない点に注意。
また、通貨としてのcentは1/100の意味になる。アメリカであれば1ドル=100セント、ヨーロッパであれば1ユーロ=100セントということ。恥ずかしい話だが、当時自分はセントをドルやユーロのような通貨単位だと思っており、なぜアメリカとヨーロッパで同じセントという通貨を使っているのだろうと疑問に思った時期があった。
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