DUO3.0例文解説メモ #261
DUO3.0例文の261本目です。
popularity
「人気」「高い評判」等の意味を持つ名詞。語源は、popular(人気のある)+ity(名詞語尾)→「人気がある状態」となり冒頭の意味につながっている。
depend on…
「…に頼る」「…次第」という意味の句動詞。この表現で使われている動詞dependの語源は、de(下に)+pend(吊るす)→「何かにぶら下がる」というイメージになり、そのぶら下がり先をon(接触)で示した表現となっている。そのため、全体で「…にぶら下がっている」となり、そこから「…に頼る」「…次第」という冒頭の意味につながっている。
日常会話でもこの形でも頻繁に使う表現なので、上述したイメージを意識しながら例文暗唱をすれば自然と日常会話でも使えるようになると思う。なお、記憶力の良い方は気付いているかもしれないが、suspendもsus(下に)+pend(吊るす)で説明をしている。同じイメージから、suspendは「停学にする」、dependは「頼る」という意味になっている。この辺りは語源から上手く説明(紐付け)できないので、語源に頼った記憶も万能ではないという一例になると思う。
<depend onとrely onの違い>
同じような意味を持つ表現にrely onがあるが、ニュアンスの違いについてはここで比較をしているので忘れてしまった人は読み返して頂ければと思う。
content
「中身」「内容」等の意味をもつ名詞(動詞の意味もある)。日本でも同じ意味でコンテンツという単語を使っているので訳の説明は不要だと思う。ただ、一点注意しなくてはいけないのが意味によって可算名詞、不可算名詞になる点。この辺りの感覚は非ネイティブにとっては中々難しいと思うが、自分はざっくり下記のような理解をしている。
contentは、con(一緒に)+ten(保つ)→「何かと一緒に保たれているもの」ということ。要はこの保たれているものがはっきりと形があって数えられるかどうかというのがポイントだと思う。
①総合的な内容:映画、小説、ウェブの内容と言えば、「ストーリー、意見、事実」等になると思う。そして、これらが入れ物(映画、小説、ウェブ)の中に入っている。この中身を総称してのcontentとなる。これらのcontentははっきり分かる形ではなく、入れ物(映画、小説、ウェブ)の中に散りばめられている。そのため不可算名詞となる。
②項目としての内容:主に書籍になるが、最初のページに目次がずらっと並んでいると思う。本の内容が目次によってはっきりと分離されており、個々の内容がcontentとなり全体でcontentsとなる(可算名詞)。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません