DUO3.0例文解説メモ #116
DUO3.0例文の116本目です。
小文字のchinaは陶器という意味です。同じような表現に、japan(漆器)、turkey(七面鳥)もあります。
海外ドラマのFriendsにChina(中国)とchina(陶器)をジョークにしたやり取りがありました。こういったジョークが分かるようになると英語学習も楽しくなると思います。
bump into…
「(間違って)…に衝突する」「…にばったり出会う」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、bump(ボンっとぶつかる)+into(何かの中に)→「何かにぶつかる」ということ。ここから「衝突」「ばったり」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
前の例文で出てきたrun intoやrun acrossと同じように使うことができる。また、アメリカの道路を運転してると、道路が隆起している手前でbumpと書かれた標識や路面標示をよく見かける。加えて、鳥肌は英語でgoosebumpsという。これらの内容からbumpのボンっというイメージが伝わってくると思う。
priceless
「非常に貴重な」「非常に重要な」等の意味を持つ形容詞。語源は、price(値段)+less(ない)→「値段がない」ということ。ここから、「値段が付けれないほど重要な」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
インフォーマルな表現となるが「皮肉でばかげた」といった意味で使われることもある(値段を付ける価値がないということ)。日本語でも人生はプライスレスというような形で使われることもあるので問題なく理解できる単語だと思う。
china
「陶器」という意味の名詞。Chinaと言えば、中国を思い浮かべると思うが「陶器」という意味もある。これは、昔ヨーロッパの富裕層がアジア圏から陶磁器をたくさん輸入しており、代表的な輸入元だった中国のイメージが強くchina=陶器になったという由来がある。
同じようなものにjapan(漆器)、turkey(七面鳥)がある。国以外の意味を指すときは小文字で書くのが特徴(中国ならChina、陶器ならchinaといった具合)。なお、turkey(七面鳥)は、昔Turkey(トルコ)経由で入ってきたホロホロ鳥と勘違いされて付いた名前が定着したらしい。
shatter into fragments
「粉々に砕け散る」という意味の表現。この表現で使われている動詞shatterは「ガシャーン」と砕けるイメージの動詞であることを踏まえて分解すると、shatter(ガシャーン)+into(変化)+fragments(破片)→「ガシャーンと砕けて破片になる」ということ。
fragmentが破片を意味するのは、宅急便の割れモノ注意のシールにあるfragileから思い浮かべるとよいと思う。なお、into(変化)というニュアンスについてはリンク先で説明しているのでイメージが掴めない人は一読頂けると理解の助けになると思う。また、fragmentsと複数形になっているのは複数の破片になったということ。
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