DUO3.0例文解説メモ #429
DUO3.0例文の429本目です。
boundは、文房具のバインダーと同じ語源ですね。コアは「縛る」ということです。
regime
「政権」「制度」「健康法」等の意味を持つ名詞。語源は、語根reg(真っすぐ動く)を持っており「人々を真っすぐ導く」というニュアンスから、体調を回復させたり健康を維持するためのダイエットや運動の手法というような意味を持ち、そこから政治の手法やシステムという意味に派生して冒頭の意味につながっている。
1789年のフランス革命以前の政治体制(アンシャン・レジーム)として使われていた単語になるので、「旧体制」「公平な方法で選ばれてない力による政権」といったちょっとネガティブなニュアンスを持っている。この辺りについてはlongmanの定義からも確認できるので時間があれば調べてみるとよいと思う。
be bound to do…
「きっと…するはずだ」「間違いなく…するはずだ」等の意味を持つ表現。この表現で使われているboundは動詞bind(縛る)の過去分詞が形容詞化されたもので、語源は、語根bi(縛る)を持っており「何かを縛る」というニュアンスを持つ単語となる。そのため、be bound to do…という形で「…することに縛りつけられている」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。
なお、同単語は文房具のバインダーでお馴染みとなるので語源に遡らずとも前述した意味はイメージできると思う。ちなみに、binderは、bind(縛る)+er(~するもの)→「(紙を)縛るもの」ということ。また、後の例文でbound for(…行きの)という表現も出てくるので内容を先読みしておくのもイメージを固める上で有効だと思う。Longmanには、同表現は会話で使われることが多く、書き言葉としては、certain to、it is inevitable thatが使われるとの説明がされている。
collapse
「(建物等が)崩壊する」「(病気やケガ等で)倒れる」「(価格が)暴落する」等の意味を持つ動詞。語源は、com(一緒に)+lap(垂れる)→「一緒に垂れる」となり冒頭の意味につながっている。語根lap(垂れる)は覚えてもあまり有用なものではない印象なので、例文暗唱を通じて同単語を暗記してしまうのがよいと思う。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません