DUO3.0例文解説メモ #400
DUO3.0例文の400本目です。
dareの基本イメージは「果敢に」という感じになると思います
no one
「だれも…ない」という意味の代名詞(総称人称)。ここでのoneは従業員の一人という意味になり、おそらく全員男であるという前提があるため、his employerと表現しているのだと思う。もし、女性も混じる場合はhis or her employerとした方が無難だと思う。なお、総称人称については#001で説明しているので忘れてしまった方はリンク先を読み返して頂ければと思う。
dare(to)do…
「思い切って…をする」「…する度胸がある」等の意味を持つ表現。この表現のコアとなるdareの基本イメージは「果敢に」という感じになる。そのため、dare (to)do…という形で「果敢に…する」といった意味になり、意訳すれば冒頭の意味につながる。
また、toが省略された場合、dare do…となり、dareは見かけ上は助動詞のような働きをする単語となる。なお、この例文の場合は、No one dares to contradict…となっているので「果敢に逆らう人は誰もいない」→「敢えて逆らう人は誰もいない」ということ。
contradict
「~と矛盾する」「~に逆らう」等の意味を持つ動詞。語源は、contra(反対)+dict(言い渡す)→「逆らって言い渡す」というイメージから冒頭の意味につながっている。なお、この例文の場合は、contradict his employerとなっているので「彼の雇用主に逆らって言い渡す」→「雇用主に逆らう」ということ。
for fear of…
「…を恐れて」という意味の表現。この例文では「解雇されること」という内容が…の部分に来るため、受動態であるbeing firedが続いている。
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