DUO3.0例文解説メモ #077

2024年1月6日DUO

管理人
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DUO3.0例文の77本目です。

文法的にはbe to構文を含んだ文章となります。be to構文には5つの意味がありますが、この例文では「予定」の意味になると思います。

be to構文には、予定、運命、意図、義務、可能の5つの意味がありますが、コアは、be(状態)+to(向かう)→「to以下をするということに向かっている状態」ということです。ここから文脈に応じて5つの内のいずれかの意味になるという感覚を意識して例文暗唱するとよいと思います。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
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スピークバディ

exchange

「交換する」という意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、ex(外に)+change(変える)→「外で変える」ということ。昔は物々交換していたので、家にあるものを外に持って行って何かと交換するといったニュアンスから冒頭の意味につながっているのだと思う(この説明が正しいかどうか分からないが)。

なお、exchangeを使っている身近な例としては空港の両替所。まず間違いなくexchangeという単語が入っており、exchange rate(交換レート)も表示されている。両替所は通貨を交換する場所なので、ここからexchangeが「交換」を意味するのが理解できる。

また、exchangeの基本は「何かと何かを交換すること(inとoutがあるということ)」。交換するものは、同じ種類のもの(例えば服やギフト)、異なるもの(例えば、通貨)、モノ以外(挨拶、意見)など色んなものを交換できる。この例文の場合は、exchange opinionsとなっており、意見交換という意味になる。交換するものが異なる場合は、I exchanged my dollars for pounds.(私のドルとポンド(イギリス通貨)を交換した)というように、for(交換)を使って入手するものを表せる。なお、changeも交換という意味を持っているので使い分けが紛らわしいが、交換という意味ではなく「何かを変えること」を指す場合が多い。

両替所
為替レート

frank

「素直な」「正直な」等の意味を持つ形容詞(他品詞の意味もある)。日本語でもフランクな意見が聞きたいという使い方をするので問題なく理解できる単語になると思う。

consensus

「合意」「意見の一致」等の意味を持つ名詞。語源は、con(一緒に)sense(感じる)→「一緒に感じる」ということ。ここから、物事に対する合意といったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。日本語でも合意を取るという意味でコンセンサスという単語を使うことがあるので耳にしたことがある人もいると思う。

be yet to…

「まだ…していない」という意味の表現。文法的には、be to構文にyet(未完のニュアンス)を加えた形だと思う。文法書には必ず載っていると思うが、be to構文には、予定、運命、意図、義務、可能の5つの意味がある。共通点としてはbeが状態を表し、toは向かうということから「to以下をするということに向かっている状態」ということ。また、toは到達のニュアンスも含むため、カチッと固定されている感が出て改まった文章で使われることが多い。そして、この基本イメージが文脈によって上記の5つの意味に分類されるというのがbe to構文の根本となる。

さて、基本イメージをこの例文に適用してみると(簡略化するためyetを外して)、consensus is to be reached (合意はreachされることに向かっている状態)となり分類的には「予定」となる。ここに未完の意味を持つyetを入れることにより、consensus is yet to be reachedにすると「今はまだ到達してない」となる(to beで向かっている状態を表してるので、これから到達するはずという肯定的なニュアンスを含んでいると思う)。

regarding…

「…について」という意味の前置詞。語源は、動詞regardの現在分詞に由来しており、re(再び)gard(見る)+ing(現在分詞末尾)→「何度も見ながら」ということ。ここから「…を見ながら」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。基本的にはaboutと同じ意味となるが、regardingの方がよりフォーマルな表現。ビジネスメールで頻繁に見かける印象がある単語。

matter

「問題」「事柄」「(複数形)状況」「物質」等の意味を持つ名詞(動詞としての意味もある)。longmanによると、matterはフォーマルまたはオフィシャルな文脈で使われることが多く、日常会話ではsubjectを使うと記載されている。どちらかというと、批判や議論の対象になるものに使われる傾向がある。

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Posted by EngxEng