DUO3.0例文解説メモ #231
DUO3.0例文の231本目です。
equator
「赤道」という意味の名詞。語源は、equa(イコール)+or(人、モノ)→「イコールにするもの」ということ。ここから、昼と夜の時間をイコールにする線というニュアンスから冒頭の意味につながっている。
英語と関係ない話になってしまうが、理科や社会の授業で赤道付近は年間を通して昼と夜がほぼ等しく12時間というのを習うと思う。また、南米のEcuador(エクアドル)は赤道直下に位置する国で、国名もequator(赤道)に由来している。基本的には、日本語と一対一で対応するので単語として覚えてしまってもよいと思う。
divide A into B
「AをBに分ける」という意味の表現。この表現で使われている動詞divideは「分ける」「分割する」等の意味を持っており、語源は、di(離れて)+vide(分ける)→「分けて離す」となり、前述の「分ける」「分割する」という意味につながっている。
そのため、divide A into Bという形で「Aを分割してBにする」となり意訳すれば冒頭の意味となる。なお、前置詞into(変化)を使っているのは、Aという1つのものをBという複数のものに分ける(結果として変化する)という感覚なのだと思う。
globe
「地球」「球体」「地球儀」「世界」等の意味を持つ名詞。下のhemisphereで説明しているsphereと同じく「球体」という意味が語源となる。
globeは中身が詰まった球体、sphereは空洞というニュアンスがあるらしい(下記の図を見ると何となくイメージできると思う)。
また、globeは「球体」というイメージから「地球儀」という意味も持つ。そして、地球儀には私たちの住む世界がプリントされているので「世界」という意味もある。この辺りは、global(グローバル)という単語を日本語でもよく聞くので意味は掴めると思う。
hemisphere
「半球」という意味の名詞。語源は、hemi(半分)+sphere(球体)→「球体の半分」ということ。なお、接頭辞hemi-(半分)はsemi-がスペル変化したもので、semi-final(決勝の半分→準決勝)、semiconductor(半分導体→半導体)といった身近な単語で使われているので「半分」という意味は推測しやすいと思う。
上記において半導体はsemiのイメージを持ってもらうために簡潔に説明したが、もう少し詳しい説明をすれば、条件によって絶縁体(電気を通さない物質)になったり、導体(電気を通す物質)になったりする性質を持つ物質のこと。どちらの性質にもなり得るという意味の「半」となる。
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