DUO3.0例文解説メモ #318
DUO3.0例文の318本目です。
ingredient
「材料」「成分」「要素」「要因」等の意味を持つ名詞。語源は、in(中に)+gredi(進む)+ent(現在分詞末尾)→「何かの中に入っていくもの」ということ。
勝手な想像になってしまうかもしれないが、料理を作ったり、薬を作ったり、何かを成し遂げるために必要な要素をリストアップして(料理であればレシピのようなイメージ)、最終的にそれらを全部中に入れて目的とするものができるという状況を想像する。ここで、ingredientは中に入っていく一つ一つというようなイメージ。料理であれば「材料」、薬であれば「成分」、何かの成功であれば「要素」「要因」ということ。
機会があれば食品の成分表を見てみるとingredientsという単語が入っているので注意してみてみるとよいと思う。また、薬の有効成分のことをactive ingredientと言ったりする。
beverage
「飲み物」「飲料」という意味の名詞。日常会話ではdrink、something to drinkといった表現を使うと思うので、あまり耳にする機会はないと思う。書き言葉として見たことは何度かあるが、聞いたことがあるのは飛行機の機内で数回この単語で飲み物を聞かれたことがあるだけ(フライト区間は忘れてしまったが)。
なお、Longmanにはフォーマルな表現と書かれており、主に書き言葉で使われるとの説明がされている。また、語源は、bever(drink)+age(集合名詞末尾)→「飲み物」ということ。ポルトガル語でdrinkに相当する動詞はbeberとなりスペルもかなり近くになるので想像しやすい(英語だとbeerがbeverと同じ語源となるので、語源で覚えたいという人にとってはbeerからの連想がよいと思う)。
pregnant
「妊娠している」「~に満ちた」「(不安などを)はらんだ」等の意味を持つ形容詞。語源は、pre(前の)+gn(生まれる)+ant(形容詞語尾)→「生まれる前の」ということ。ここから、胎児がお腹の中にいるといったニュアンスとなり「妊娠している」という意味につながっている。
日常会話でもこの意味で比較的使われる単語となる。また、冒頭の他の意味については、胎児がお腹の中にいる状況から意味を連想できると思う(実際は別語源との説が有力なので、便宜上つなげて理解することもできるということ)。
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