DUO3.0例文解説メモ #558
DUO3.0例文の558本目です。
go throughは色んな意味を持ちますが、それぞれの単語のコアを把握するのがポイントですね。
go easy on…
「…に優しくする」「…を大目にみる」等の意味を持つ口語表現。分解して考えれば、go(行く)+easy(容易に)+on(圧力)→「…に対する圧力が容易になるように行く」となり、冒頭の意味につながっている。
go through
「(辛いことなど)を経験する」「(段階など)を経る」「詳しく調べる」「(書類など)を読み返す」等の意味を持つ句動詞。こちらでまとめているようにthroughは見方によって様々なニュアンスを持つ単語となるため、throughのイメージを確実に掴んでおき、それを同表現に適用して意味をとっていくのが効果的なアプローチになると思う。イメージ的には「狭い空間に入って進んでいる」というニュアンスから冒頭の意味につながっているのが理解できると思う。
また、前の例文で説明したget through(乗り切る)との比較もしてもらえるとthroughのイメージをより強固にできると思う。getの場合は「狭い空間から出た状態をget(入手)する」といったニュアンスとなる。
recently
「最近」「近頃」等の意味を持つ副詞。recentは過去に属する表現となるため、①過去の点を表す過去形、②過去の点から伸びてくる現在完了で使われる表現となる。なお、この例文では②の意味で使われている。
また、現在に属する「最近」「近頃」という表現は、nowadays(最近)、these days(最近)が使われるのでリンク先の例文も現在形で使われる点に注意して復習するとよいと思う。なお、この辺りの詳しい内容についてはミルトン先生著書の日本人の英文法に書かれているので気になる方は一読をお勧めする。
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