DUO3.0例文解説メモ #071
DUO3.0例文の71本目です。
日本語の「奪う」という意味に相当する英単語には、robとstealがあります。それぞれの違いも併せて把握しておくとよいと思います。
robとstealの違いに加えて、robと相性の良い前置詞はofであることもイメージと紐付けておくとよいと思います。詳細は解説を参照ください。
on one’s way to…
「…へ向かう途中」という意味の表現。分解して考えれば、on(接触)+one’s way(~の道)+to(方向・到達)→「…に向かう道に接触している」ということ。ここから「向かっている途中」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
日常会話でも非常によく使われる表現で、on my way to work(仕事に行く途中)といった使い方ができる。…の部分には名詞が来るが、例文ではhome(副詞)を使っているので、on her way homeとなる。同じような表現でon my way over here(ここまで来る途中で)といった表現もある。感覚としては、onが接触のイメージを持っているので、to…までの自分の道のりの上に載っているイメージになるので、この辺りをしっかりイメージしながら例文暗唱するとよいと思う。
rob A of B
「A(人)からBを奪う」という意味の表現。この表現で使われている動詞robは「奪う」「強盗に入る」等の意味を持っており、語源はスペルからは分かりにくいが語根rupt(壊す)を持ち「人や場所を壊す」ということ。ここから、<rob A of B>という形で盗む対象をof(分離)で指定すれば「Aを壊してBを分離する」となり、意訳すれば冒頭の訳となる。
なお、この例文では受動態になっているので能動態に書き直すと、He robbed her of her purseとなる(強盗者をheとした)。また、似たような意味を持つ動詞にstealがあるが、こちらは「こっそり盗む」というニュアンスを持つ単語となる。野球の盗塁をstealというので、こっそり感はそこからイメージできると思う。
purse
「女性用のカバン」のこと。男性用のカバンには使わないのでその点は要注意。purseは下のようなバッグです。
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