DUO3.0例文解説メモ #524
DUO3.0例文の524本目です。
between you and me(ここだけの話だけど)は覚えておくとそのまま使えますね。
between you and me
「ここだけの話だけど」という意味の口語表現。直訳すれば「あなたと私の間で」となり意訳すれば冒頭の訳となる。longmanにもこの形で掲載されており、覚えてしまえばそのまま使える表現となるのでこの例文暗唱を通じて暗記してしまえばよいと思う。
come across
「(人に)偶然会う」「偶然見つける」「印象を与える」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、come(来る)+across(交差するように)→「交差するように来る」ということ。ここから、十字路でばったり出くわすというイメージとなり「偶然」というニュアンスが生じ冒頭の意味につながっている。
なお、「印象を与える」という意味については、視点を変えてacross(交差するように→横切って)と考えると理解しやすいと思う。具体的には、come acrossで「何かが横切って自分のところに来る」→「印象を与える」ということ。似たような意味を持つ表現として、run intoやbump intoを前の例文で説明したが、どちらかというとcome acrossの方が少しフォーマル度が増すような印象がある(よりフォーマルな表現としてはencounterがあり、longmanにもそのような説明がされている)。
embrace
「(人を)抱き締める」「(考え・意見などを)受け入れる」「(問題などを)取り入れる」等の意味を持つ表現。語源は、en(中に)+brace(両腕)→「腕の中に入れる」ということ。ここから、人や考えや問題などを抱きしめたり取り入れるといったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
なお、braceは「留め金」「固定器具」等の意味を持ち、何かを支えるものというイメージを持つ単語となる。語源的には、前述した「両腕」に由来しており、ここから「支える」「強化する」といったニュアンスに派生し前述した意味につながっている。
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