DUO3.0例文解説メモ #203
DUO3.0例文の203本目です。
put A up
「A(人)を泊める」という意味の句動詞。分解して考えれば、put(置く)+up(上に)→「何かを上に置く」ということ。ここから、人を自分の家に置くというニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。なお、句動詞put upがこの意味で使われてAが代名詞の場合は、put up Aという語順にはできないので要注意。この例文に沿って考えれば、put you upをput up youという形にはできないということ。この辺りはこちらで説明しているので分からない方は一読頂ければと思う。
ちなみに、Aを後ろに持ってこれる意味としては「A(建物など)を建てる」「A(棚・食器棚など)を取り付ける」といったものがある。両者とも「何かを上に置く」という基本イメージは同じで、①建物を上に組み上げていく→「建築する」、②家具を組み上げていく→「棚・食器棚などを取り付ける」といった具合に前述の意味につながっている。
for one thing
「一つには」「一つの理由としては」等の意味を持つ表現。前述の内容に対して理由を言う時に使われる表現となる。ちなみに、二つ目の理由を続けるときは、for anotherとして続ければよいと思う。
drop in
「立ち寄る」という意味の句動詞。分解して考えれば、drop(落ちる)+in(範囲)→「どこかの範囲に落ちる」ということ。ここから「ふらりと立ち寄る」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、in(範囲)の代わりにby(そば)を用いることもできる(意味としては同じだと思う)。似たような意味でstop by(立ち寄る)が前の例文で出てきたが、drop inの場合は「予期せず」というニュアンスが加わる(この例文の内容からもそれが伝わってくると思う)。
なお、この「予期せず」というニュアンスは、いつdrop(落ちる)かが分からないというところから来ていると思う。また、この例文のように誰かを訪ねるということであればその対象者をon…で示し、どこかの場所を訪ねるということであれば、at…でその場所を示す。
from time to time
「時々」という意味の表現。longmanには、sometimes, but not regularly or very oftenと説明されているので、sometimesよりは低頻度で定期的でもないという感じ。口語ではあまり聞いたことがないが、契約書(多分)で見た記憶がある表現。
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