DUO3.0例文解説メモ #559
DUO3.0例文の559本目です。
時間の表現方法を学ぶのにいい例文ですね。
by the way
「ところで」という意味の表現。分解して考えれば、by(近く)+the way(その道)→「その道の近くで」ということ。ここから、本題(その道)から外れてといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
話題を変えるときに使われる表現となる。海外ドラマや映画でよく出てくる表現なので、今後そういった教材で学習を進めていけば同表現を感覚的に使えるようになると思う。
Do you have the time?
「今何時ですか?」という意味の表現。the timeが「今の時間」を指し示すことから冒頭の意味につながっている。なお、Do you have time?とすると「ちょっと遊ばない?」といったナンパ表現のニュアンスが出るらしいので使い方には要注意。
Let’s see
「えーと」「うーん」等の意味を持つ口語表現。分解して考えると、let(許す)+us(私たち)+see(見る)→「私たちに見るのを許して」ということ。なお、基本動詞となるsee(見る)は「理解する」「分かる」という意味を持っていることからも分かるように「頭の働き」「心で見る」といったニュアンスを持つ単語となる。そのため、「頭の中で色々考えて状況を想像させて」といった意味合いから冒頭の訳につながっている。usをmeに変えたlet me see(意味は同じ)という表現も併せて覚えておくとよいと思う。
同表現はフレーズ的に使われるのでそのまま覚えてしまえばよいが、文法的にはletを使った使役構文である点も意識しておくとよいと思う。加えて、同表現で使われている基本動詞のletやseeについて深く理解したい方は大西先生の本やすずきひろし先生の本を一読されるのをお勧めする。
it’s a quarter to eight
「8時15分前です」という意味の表現。分解して考えれば、it’s a quarter(それは15分です)+to(方向・到達)+eight(8時)→「8時に到達するのに15分です」となり、意訳すれば冒頭の意味につながる。It’s eight fifteenという表現ももちろんできるが、この例文のような表現方法についても慣れておくとよいと思う。
なお、この表現で使われているitはその場の状況を表しており、ここでは時間を指している(状況を表すitについてはこちらでも説明しているので参考にして欲しい)。
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