DUO3.0例文解説メモ #412
DUO3.0例文の412本目です。
vividは日本語でもビビットカラーという形で使いますね
still
「まだ」「いまだに」等の意味を持つ副詞(他品詞の意味もある)。前の例文で既に説明しているように、語根st(立つ)が入っていることから「じっとしている」という意味。そこから「あることが予想以上に続いている」というニュアンスになり冒頭の意味につながっている。
haunt
「頻繁に出入りする」「(幽霊が)出没する」「付きまとう」「悩ます」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、home(家)に由来しており、下記のような流れで冒頭の意味につながっている。
個人的には「hauntの語源はhomeに由来」→「homeは人間が生活する上で切り離せないもの」→「hauntも人から切り離せないもの」といったイメージで便宜的にhauntを捉えてしまえばよいと思う(人から切り離せないというイメージから冒頭の意味はざっくり推測できるので)。
なお、この例文ではbe haunted by…という受動態で使われており「…によって付きまとわれている」ということになる。また、詳細はちょっと分からないが、②の意味が生まれたのはシェークスピアの作品に関係しているらしい。
vivid
「鮮明な」「生き生きした」等の意味を持つ形容詞。語源は、viv(生きる)+id(形容詞語尾:状態)→「生きている状態」ということ。少しスペルが違うが語根viv(生きる)は、survive(生き残る)、vital(生命に関する)、vitality(バイタリティ=生命力)等で使われている単語となる。
これらの単語から、語根vivの「生き生き感」を感じ取れれば冒頭の意味が感覚的に理解できるようになると思う。
nightmare
「悪夢」「悪夢のような状況」等の意味を持つ名詞。語源は、night(夜)+mare(ゴブリンやサキュバス)が組み合わされた単語となる。なお、名詞mareは雌馬という意味を持つが前述したゴブリンやサキュバスとは別語源となる。nightmare(悪夢)という単語は比較的知られていると思うので、無理に語源から紐付ける必要はない印象。
なお、この単語を知らなかった人は例文暗唱を通じてそのまま覚えてしまうのがよいと思う。ちなみに、mare(ゴブリンやサキュバス)は語根mar(死)に由来していると考えられている。
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