DUO3.0例文解説メモ #139
DUO3.0例文の139本目です。
この例文のsomeはsome peopleの省略だと思います。併せてsomeの「ぼんやり感」も意識しながら例文暗唱するとよいと思います。
some say
someが代名詞として主語になっている。この場合、some people sayの省略だと考えられ「そういう人もいる」というような訳になる。someはリンク先で説明しているように全体から適当に一部をピックアップした感覚となる。この辺りについては大西先生の本に分かりやすく説明されているので気になる方は一読をお勧めする。
monarchy
「君主制」「君主国」等の意味を持つ名詞。語源は、mono(単独の)+archy(統治)→「単独による統治」となり、冒頭の意味につながっている。ちなみに、君主制は、一人の支配者が統治する国家形態のこと。なお、接頭辞mono(単独の)はmonochrome(モノクロ)という身近な単語、後の例文出てくるmonopoly(独占)でも使われているので覚えておくと有用な接頭辞となる。
ただ、接尾辞archy(統治)は覚えてもあまり有用でない印象があるので個人的にはmonarchyとして覚えてしまうのが良いと思う。
abolish
「(法律・制度などを)廃止する」という意味を持つ動詞。語源は、ab(離れる)+adolere(ラテン語で成長する)→「成長することから離れる」ということ。ここから、長く続いていたものに対して終わりを与えるというようなニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
日常生活で使われる単語ではないので、そのまま丸暗記でもよいと思うが、前述したadolere(ラテン語で成長する)という単語は、後の例文で出てくるadolescence(思春期)という単語を覚える際にも使えるので、語源ネットワークを使って紐付けしておくのも良いと思う(oldやadultも同語源となる)。
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