DUO3.0例文解説メモ #245
DUO3.0例文の245本目です。
管理人はハンバーガーショップでバイト経験があるので、ディスペンサーという単語に馴染みがありました。
fertile
「肥沃な」「肥えた」等の意味を持つ形容詞。語源は、fer(運ぶ)+ile(形容詞語尾:できる)→「恵みを運ぶことができる」となり冒頭の意味につながっている。
soil
「土」「土壌」「国土」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、seat(イス)に由来するらしく「イス」→「座る場所」→「地面」→「土」という流れ。さらに「土地」「国」「領土」といった意味にも拡張され冒頭の意味につながっている。
なお、soilには動詞の意味もあると書いたが「汚す」「汚くする」等の意味を持っている。この辺りは、「土=汚いもの」と考えれば関連付けできると思う(soilには「豚」という別語源が存在し、汚いという意味はこちらから来ているという説もあるらしい)。
indispensable
「必須の」「不可欠の」等の意味を持つ形容詞。語源は、in(否定)+dispense(分配する)+able(できる)→「分配できない」ということ。ここから、重要なので分配できないといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、dispense(分配する)という単語は、dis(離す)+pense(伸ばす)→「何かを伸ばして離す」といった形で分解して考えることもできる。もしくは、下図のような容器をディスペンサー(dispenser)と呼ぶので、これを知っていれば敢えて分解してイメージと紐付ける必要はないと思う。自分は、飲食店のバイトでディスペンサーを知ったので、dispense(分配する)という意味は感覚的にもしっくりくる。
harvest
「収穫」「捕獲」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。もともとは「引き抜く」「摘み取る」といった意味を持つ単語だったことから「収穫」という意味でも使われ、さらには収穫の季節である「秋」という意味でも使われていた単語。ただ、時代の流れとともに「秋」という意味が薄れていき冒頭の意味に至っている。
余談となるが、harvestから「秋」という意味が消えて以降、autumnやfallを使うようになっている。autumnが使われるようになった背景はちょっと分からなかったが、fallはfall of the leaf(落ち葉)に由来しているらしい。英語はイギリスからアメリカに展開されているが、イギリスではautumnが主に使われ、アメリカではfallが主に使われている。ちなみに春は花が咲く季節となるため「跳ねる」「跳ぶ」という意味を持つspringが使われるようになったらしい。
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