DUO3.0例文解説メモ #481
DUO3.0例文の481本目です。
religion(宗教)は、語根lig(結ぶ)を持つ単語で、神様と結び付けるという感じですね。
religion
「宗教」という意味の名詞。語源は、re(後ろに)+lig(結ぶ)+ion(ラテン語系の名詞語尾)→「何かを後ろに結び付ける」ということ。ここから、人間と神様を結び付けるというようなニュアンスとなり冒頭の「宗教」という意味につながっている。
なお、語根lig(結ぶ)を持つ単語としては、前の例文で出てきたoblige(義務付ける)やally(同盟国)があるので、忘れてしまった方は読み返してもらえると単語のつながりが強化されると思う。
inspire A to do…
「A(人)を触発して…する気にさせる」という意味の表現。動詞inspireは「(人を)鼓舞する」「(感情・愛情などを)抱かせる」等の意味を持ち、語源は、in(中に)+spirit(神様の息吹)→「神様の息吹を中に入れる」ということ。ここから、目に見えない力が外から入ってくるというようなニュアンスとなり、前述の意味につながっている。
そのため、inspire A to do…という形で「Aの中に神様の息吹を入れて…するように向かわせる」といったイメージとなり、意訳すれば冒頭の意味となる。前の例文で出てきたexpire(期限切れ)という単語もspirit(神様の息吹)に関係する単語となるので、忘れてしまった方は説明を読み返していただけると単語のつながりが強化されると思う。
splendid
「すばらしい」「見事な」「申し分ない」等の意味を持つ形容詞。語源は、splend(輝く)+id(ラテン語系の形容詞語尾)→「輝いている状態」となり、冒頭の意味につながっている。残念ながら語根splend(輝く)を持つ単語はあまりなく覚えても有用でない印象なので、例文暗唱を通じて単語として覚えてしまうのがよいと思う。また、longmanには主にイギリス英語で使われる少し古風な表現というような説明がある。
sculpture
「彫刻(作品)」「彫刻(術)」等の意味を持つ名詞。語源は、scul(切る)+ture(ラテン語系の名詞語尾)→「切ること」となり冒頭の意味につながっている。同じ語根scul(切る)を持つ身近な単語としては、シャンプー名として広く知られているスカルプDのscalp(頭皮:頭を刈るというところから)があるが覚えてもあまり有用な語根ではない印象なので、例文暗唱を通じて単語として覚えてしまうのがよいと思う。
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