DUO3.0例文解説メモ #005
DUO3.0例文の5本目。
これも覚えておけばそのまま使えそうな文章です。
英語は色々な言語が混じり合っているので、同じ意味を持つ単語が別ルートで入ってきている「二重語」というものが存在します。この例文で使われているguaranteeがそれに該当します。説明先でリンクを貼っているので興味があれば「英語史」の触りだけでも読んでみると理解が深まると思います。
equality
「平等」という意味の名詞。語源は、equal(イコール)+ity(名詞語尾)→「イコールである」ということ。ここから、全ての人は等しい権利を有しているというニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
guarantee
「保証する」「確実にする」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、guar(見守る)という語根を持っており「何かを見守る」ということ。ここから、保証を付けて確実にするというようなニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
なお、似たようなスペルと意味を持つ単語にwarranty(ワランティ)があるが、これは語源を辿ればもともとは同じ単語となる。英語史のところで触れているように、英語は色々な言語が混じり合って発展しており、同じ単語でも直輸入されたものと別言語を経由して入ってきたものが存在する。このguaranteeとwarrantyのその一例となる。
constitution
「憲法」「体質」「(フォーマル)構成」等の意味を持つ名詞。語源は、con(強意)+stitut(立つ)+tion(名詞形)→「何かを強く設立すること」ということ。
強くというニュアンスが「基礎」という意味合いとなり、①国の基礎部分→「憲法」、②体の基礎部分→「体質」、③物の基礎部分→「構成」といった具合に冒頭の意味につながっている。なお、この例文のように大文字で始まっていれば「憲法」という意味となる。
動画版
動画版も作ってみました。宜しければ、ご活用ください。
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