DUO3.0例文解説メモ #055
DUO3.0例文の55本目です。
この例文で出てくるtheory(理論)の対義語は例文84で出てくるpractice(実践)になると思うのでこの辺りのつながりも意識しておくとよいと思います。
theory
「学説」「理論」「(個人の)論」等の意味を持つ名詞。語源は、ギリシャ語のtheoría(真実を観ること)に語源があると言われている。theoríaと同じ語源でtheを含む単語としてはtheator(シアター、劇場)があるので、見る(観るではないが)というニュアンスがあるのは想像に難くないと思う。
本題に戻って、theoryは「真実を観る」→「科学的な思考に基づいて作り上げたもの」という流れから上述の意味につながっている。また、裏付けのない持論や個人的な意見にも拡張され「(個人の)論」も意味するようになっている。なお、この例文では理論という意味で使われており、the theory of evolutionと定冠詞theで特定していることからダーウィンの進化論を指していると思う。
beyond
「~の向こうに」「~を越えて」等の意味を持つ前置詞(副詞や名詞の意味もある)。語源は、はるか遠くからということに由来しており「ある範囲や境界を越えて」という意味になっている。この例文の場合は、the reach of my imagination(自分の想像力の範囲)を越えているということ。beyondのイメージについてはこちらにまとめているので参考にして頂ければと思う。
reachは限界・範囲という意味の名詞で使われており、定冠詞theをつけて特定している。聞き手からすると、このthe reachが何の限界・範囲のことを言っているのか分からないので、ofから出てきたものですよ(ofの切り取りニュアンス)で説明している。of以下はmy imagination(自分の想像力)となっているので、the reach of my imaginationで、自分の想像力の範囲となる。
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