DUO Select 例文解説メモ #324
DUOセレクトの例文324本目です。
routine
「日常業務」「日課」「ルーティーン」等の意味を持つ名詞(形容詞としての意味もある)。語源は、route(ルート)+ine(抽象名詞:~のような)→「ルートになっているような」ということ。ここから日常業務といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。日本語でも普通に使われる単語でもあり、コンピュータ用語でルーチン、サブルーチンという形でよく使われるので耳にしたことがある人も多いと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文379:routine(日課)
annoying
「イライラさせる」「気に障る」等の意味を持つ形容詞。動詞annoyの現在分詞が形容詞化したものとなる。動詞annoyは「イライラさせる」「困らせる」等の意味を持っており、語源は「嫌悪の中に入れる」といったニュアンスから前述の意味につながっている。
なお、longmanにはslightly angryとあるので「マイルドな怒り」というニュアンスになると思う。DUO3.0の例文に出てくるget on someone’s nerve(~をイライラさせる)という表現もよく使うと説明されている。
下記動画では、後の例文で出てくるbother(邪魔をする)という単語を使って、repeated botheringという風に説明されている(10:27ぐらい)。具体的な使い方も10:55ぐらいから説明されているので、repeated botheringという形でbotherと関連付けて覚えるのがよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文188:annoy(イライラさせる)
take up
「(ある空間や場所を)占める」「(趣味などを)始める」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、take(ひょいっと手に入れる)+ up(上に)→「上に取り上げる」ということ。ここから、①時間や場所を取り上げる→「占領する」「占める」、②趣味や活動を取り上げる→「始める」といった具合に冒頭の意味につながっている。
なお、take upは他にも意味を多々持っているので、そのイメージをマインドマップ風にまとめたものを下図に示す。「何をtake upするか」によって意味が広がっていくことを理解するのが最も重要な点になると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文020:take up((ある空間や場所を)占める)
precious
「貴重な」「大事な」「高価な」「(態度・演説等が)凝りすぎた」「(小さくて)かわいらしい」等の意味を持つ形容詞(副詞の意味もある)。語源は、preci(価値)+ous(形容詞語尾:多い)→「価値が多い」ということ。
ここから、①価値で溢れている→「貴重な」「大事な」「高価な」、②ネガティブな意味合いに転じて→「(態度・演説等が)凝りすぎた」、③主に赤ちゃんや子供に対して→「(小さくて)かわいらしい」といった具合に冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文020:precious(貴重な)
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