DUO Select 例文解説メモ #170
DUOセレクトの例文170本目です。
have got toはhave to(しなければならない)の口語表現、haveを略したgot to、更に省略してgottaという表現もあります。海外ドラマでよく出てきます。
海外ドラマのFriendsでは、次のような表現が出てきます。I gotta get to work(仕事に行ってくるよ)、I gotta go(もう行かなくちゃ)
have got to…
「…しなければならない」という意味の表現。have to…のカジュアルな口語表現となる。ニュアンスに差があるかどうかはちょっと分からないが、have got toは主に口語で用いられ、have toよりもインフォーマルな表現となる。
海外ドラマや日常会話でも非常によく出てくる表現で、よりカジュアルな会話ではhaveを省略してgot toとし、さらにgottaと短縮することも多々ある。省略・短縮されるほどインフォーマルな表現となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文262:have got to…(…しなければならない)
concentrate on…
「…に集中する」という意味の表現。この表現で使われている動詞concentrateは「集中する」「専念する」という意味を持っており、語源は、con(一緒に)+center(中心)+ate(動詞語尾:~させる)→「一緒に中心へ向ける」ということ。ここから「自分の中に複数ある意識や精神を中心に向ける」といったニュアンスとなり前述の意味につながっている。
そのため、これに前置詞on(接触)を伴ったconcentrate on…という形で「意識や精神を向けて…に接触する」となり意訳すれば冒頭の意味となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文390:concentrate on…(…に集中する)
what’s going on
「起こっていること」という意味の表現。whatが先行詞を含む関係代名詞であることを踏まえて分解すると、a thing which(whatの中身)+ is going(進んでいる)+ on(接触) →「接触して進んでいるもの」→「継続しているもの」 というイメージになる。場の状況に対して「継続しているもの」=「起こっていること」となるため、冒頭の意味につながっている。
ちなみに、What’s going on?という疑問文だと「最近どう?」「何が起きているの?」等の意味を持つ口語表現となり、次の2パターンで使われることが多い。①理解できない状況や知りたい状況に対して「今何が起こっているの?」、②単なる挨拶で「最近どう?」「何か変わったことある?」という2パターン。
ここで、前述したようにgo onは、go(行く)+on(接触)→「何かと接触して行く」→「何かが継続する」というイメージになる。そのため、What’s going on?という形で「何が継続しているの?」となり、その場の状況に対して「何が継続しているの?」と言えば「何が起きているの?」という①の意味になり、人に対して「何が継続しているの?」と言えば「最近どう?」という②の意味になる。
▶️(参考)DUO3.0の例文311:What’s going on?(何が起きているの?)
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