DUO Select 例文解説メモ #319
DUOセレクトの例文319本目です。
these days
「この頃」「近頃」等の意味を持つ表現。下のイメージを見てもらえれば分かるように、those(あれら)とthese(これら)は、それぞれthat(あれ)とthis(これ)の複数形となり違いは距離感。
近いものを指し示せば、these days(この頃、近頃)となり、遠いものを指し示せばthose days(当時)となるので、距離感の感覚を体に染みつけてしまえば混乱することもなくなると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文557:these days(この頃)
be named after…
「…にちなんで名付けられる」「…の名前をもらう」等の意味を持つ表現。nameといえば「名詞」の意味を最初に思い浮かべると思うが「名付ける」という動詞の意味もあり、ここではその受動態として使われている。
そのため、be named(名付けられている)+after(~の後に)→「~の後を追って名付けられている」となり冒頭の意味につながっている。なお、after(~の後に)の感覚については、DUO3.0の例文でlook after(世話をする)やtake after(似ている)が出てくるのでそちらの内容も読んで頂けるとイメージが強化されると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文386:be named after…(…にちなんで名付けられる)
corporation
「法人」「団体」「会社」等の意味を持つ名詞。社名を英語にするとき、TOSHIBA Corporation, Panasonic Corporation等のように使ったり、コーポレート○○といった表現を使うことがあるので、誰でも一度は見聞きしたことのある単語だと思う。語源としては、ラテン語のcorpus(体、集団)から来ており、そこから前述した「法人」「団体」「会社」という意味に派生している。
ちなみに、corpusという単語自体は英語にも存在しており「体」「コーパス」といった意味を持っている。コーパスはテキストや発話を大規模に集めてデータベース化した言語資料のことで、たまにカタカナでも使われるので耳にしたことがある人もいるかもしれない。
語源から分かるように「体」というのがコアの意味となるので「組織」「オフィシャルに認められた」といった意味合いの強い単語になると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文276:corporation(会社)
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