DUO Select 例文解説メモ #049
DUOセレクトの例文49本目です。
前の例文で出てきたrememberと同じくforgetもto不定詞と動名詞(ing形)の両方を取ることができる動詞です。どちらを取るかで意味が大きく変わってきます。丸暗記ではなくコアをしっかり把握して感覚に馴染ませるように例文暗唱するとよいと思います。
forget to…
「…するのを忘れる」という意味の表現。この表現で使われている動詞forgetは「忘れる」という意味を持っており、語源は、for(否定)+get(入手する)→「入手しない」となり前述の意味につながっている。知らない人がいないくらい基本的な動詞なので敢えて語源に遡って覚える必要はないと思う。
なお、注意点としてはforgetはto不定詞と動名詞の両方を取り、前者は「これからすることを忘れる」、後者は「既にしたことを忘れる」という意味になる点。この辺りの説明は大西先生の本に分かりやすく説明されているので気になる方は一読をお勧めする。端的に説明すると、toは「これから向かう」という感覚から「これからすること」に焦点が当たり、-ing形は躍動感を意味し「頭の中で過去の状況がリプレーされている」という感覚から「既にしたこと」に焦点が当たるということ。残念ながらDUOにはforget+ -ing形の例文が出てこないので、表現のためのロイヤル英文法から該当する文を引用しておく。I will never forget listening to that song with you.(あの歌を君と一緒に聞いていたのを決して忘れない)。この辺りの違いを意識しながら例文暗唱に取り組むとよいと思う。
forget to… vs forget ing…
forgetはto不定詞と動名詞(ing形)の両方を取ることができる動詞。ただ、どちらを取るかによって意味が変わるので要注意。前者は「これからすることを忘れる」、後者は「既にしたことを忘れる」という意味になる点。この辺りの説明は大西先生の本に分かりやすく説明されているので気になる方は一読をお勧めする。
端的に説明すると、toは「これから向かう」という感覚から「これからすること」に焦点が当たり、-ing形は躍動感を意味し「頭の中で過去の状況がリプレーされている」という感覚から「既にしたこと」に焦点が当たるということ。
動名詞を使った例文を表現のためのロイヤル英文法から引用すれば、I will never forget listening to that song with you.(あの歌を君と一緒に聞いていたのを決して忘れない)というのがある。この辺りの違いを意識しながら例文暗唱に取り組むとよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文298:forget(忘れる)
won’t
will notの短縮形。この例文では、I won’t forget to reply to the invitation(招待状の返事を出すのを忘れません)ということで、forget以下が省略されている。
▶️(参考)DUO3.0の例文298:won’t(will notの短縮形)
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