DUO Select 例文解説メモ #223
DUOセレクトの例文223本目です。
in any case
「いずれにしても」「とにかく」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、in(範囲)+any(どれをとっても)+case(場合)→「どの場合においても」となり冒頭につながっている。
この例文の場合は、何かしらの問題を抱えている状況が推測できる。色んな解決手段やアプローチが考えられるが、どの方法(case)をとったとしてもというニュアンスになると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文027:in any case(いずれにしても)
have to…
「…しなければならない」という意味の表現。分解して考えれば、have(持っている)+to(方向・到達)→「…することを持っている」ということ。非常に基本的な表現なので知らない人はいないと思う。類似表現としてはmustがあるが、前者は客観的理由により、後者は主観(個人)的にそう感じているという大きな違いがある。
そして、その違いを作り出しているのは、have(そういう状況を持っている)というところから読み取れると思う。この例文の場合は、will(確度の高い推測)+have to…で「…することを持つよ」というニュアンスとなる。
▶️(参考)DUO3.0の例文026:have to…(…しなければならない)
work out
「上手くいく」「解決する」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、work(働く)+out(外に)→「働いて外に出す」ということ。同句動詞は他にも様々な意味を持っており、その広がりをマインドマップ風にまとめると下図のようになる。そのため「上手くいく」という訳語ではなく、働いて外に出すというイメージから文脈に応じて臨機応変に理解する癖をつけるのがよいと思う。
なお、この例文の場合は、work it outで「働いてそれを外に出す」→「結果や成果を出す」→「解決する」ということ。なお、目的語itの位置についてはこちらの記事を参考にして頂ければと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文362:work out(上手くいく)
on your own
「一人で」「自力で」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、on(接触)+your own(あなた自身)→「自身にのみ接触して」ということ。ここから、自分を自分で支えるというようなニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文547:on your own(一人で)
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