DUO Select 例文解説メモ #222

DUOセレクトの例文222本目です。
someのぼんやり感について忘れてしまった方はこちらの解説を復習するとよいと思います。

(YouTube動画版もあるのでご活用ください)
make out A
「Aが辛うじて見える/聞き取る」「Aが分かる」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、make(作る)+out(外に)→「外に出して作る」ということ。ここから、①外に出して認識する→「辛うじて見える/聞き取る」、②外に出して見えるようにする→「分かる」といった具合に冒頭の意味につながっている。
この例文の場合は①の意味で使われており、遠くにあるモノに対して「ぼんやりした物影」をmake out(辛うじて外に作り出す)ことができということ。
▶️(参考)DUO3.0の例文080:make out A(Aが分かる)
vague
「曖昧な」「ぼんやりした」「不確かな」等の意味を持つ形容詞。語源は調べた限りはっきりするものがなかったが、この単語の持つイメージは「対象がぼやけている」という感覚だと思う。対象としては、意図・意味・考え・記憶・形・情報など幅広いものに対して使えるが、それらが「ぼやけている」ため、はっきり認識できないということ。
▶️(参考)DUO3.0の例文024:vague(曖昧な)
in the distance
「遠くに」という意味の表現。定冠詞theは「話し手と聞き手の間で何を指しているかが一意に決まるもの」に対して使われるので、the distanceと言えば、みんなが想像する遠い距離を指すのだと思う。また、距離(空間的な広がり)があるのでat(点)ではなく、in(範囲)を使っているのだと思う。
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