DUO Select 例文解説メモ #126
DUOセレクトの例文126本目です。
object
この例文では動詞と名詞の両方の意味で使われており、語源は、ob(向かって)+ject(投げる)→「何かに向かって投げる」ということ。動詞と名詞の場合に分けてそれぞれ説明する。
動詞の場合
「反対する」「異議を唱える」等の意味を持つ動詞。「何かに向かって投げる」 →「相手の意見に反対する」となり、冒頭の意味につながっている。
名詞の場合
「物体」「目的」「関心」「目的語」「客観」等の意味を持つ名詞。「何かに向かって投げる」→「前に投げられたモノ」「投げられて前にあるモノ」に焦点が当たり、冒頭の意味につながっている。
具体的には、①前にあって触れることが出来るモノ→「物体」、②前に投げられているモノ→「目的」、③投げられて周りから見られる→「関心」「客観」となる。
なお、語根ject(投げる)を持つ単語としては、projector (前に投げるもの=投影機)があるので、この単語と紐付けてしまえば良いと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文021:object(物体)
ugly
「醜い」「おぞましい」「不快な」等の意味を持つ形容詞。語源は「恐ろしい外観」に由来しており、そこから少しニュアンスがマイルドになって「不快な」という意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文021:ugly(醜い)
put A up
「A(建物など)を建てる」「A(棚・食器棚など)を取り付ける」 「A(人)を泊める」という意味の句動詞。分解して考えれば、put(置く)+up(上に)→「何かを上に置く」ということ。
ここから、①建物を上に組み上げていく→「建築する」、②家具を組み上げていく→「棚・食器棚などを取り付ける」、③人を自分の家の上に置く→「泊める」となり、冒頭の意味につながっている。
この例文では受動態となっているので、(A=object) is put up hereという語順となっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文203:put A up(A(人)を泊める)
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