DUO Select 例文解説メモ #132
DUOセレクトの例文132本目です。
controversy over…で「…を巡る論争」ということです。overのコアは「越える」ですが、そこから「回転」というイメージに結びつきます。グルグル言い合うというイメージなんだと思います。
例文では、controversy arose over…となっており、動詞がoverの前に来ています。感覚的には論争が起こったというのを最初に言ってしまい、それはover the origin of…(…の起源を巡る)ものですよ問う感じでつながっていくのだと思う。
controversy
「論争」という意味の名詞。語源は、contro(反対)+versy(向きを変える)→「反対方向に向きを変える」ということ。ここから、誰かが発言している内容に対して、その反対方向の意見を言うというようなニュアンスから冒頭の「論争」につながっている。
なお、この単語を構成している接頭辞contro-と語根versyは、後の例文で出てくるon the contrary(それどころか)やDUO3.0で出てくるcontradict(~に逆らう), universe(宇宙)でも使われているので、それぞれの単語の説明を読んで頂けると単語のつながりが強化されると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文437:controversy(論争)
arise
「生じる」「起こる」等の意味を持つ動詞。語源は、a(強意)+rise(上がる)→「何かが上がる」ということ。ここから、下から上に問題や困難な状況が上がってくるといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
文法的な注意事項としては、動詞の活用がarise – arouse – arisenという不規則になることに要注意。なお、longmanには日常的にはariseよりもDUO3.0で出てくるcome up(起こる)という句動詞を使うとの説明がされている。
▶️(参考)DUO3.0の例文452:arise(起こる)
solar system
「太陽系」という意味の表現。これはそのまま覚えてしまえばよいと思う。
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