DUO Select 例文解説メモ #265
DUOセレクトの例文265本目です。
raw
「生の」「未加工の」という意味を持つ形容詞(名詞の意味もある)。日本語でもraw fish(生魚)、RAWデータ(カメラの記録データ形式の一つ)といった形で比較的浸透しているので耳にしたことがある単語だと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文132:raw(生の)
for one thing
「一つには」「一つの理由としては」等の意味を持つ表現。前述の内容に対して理由を言う時に使われる表現となる。ちなみに、二つ目の理由を続けるときは、for anotherとして続ければよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文203:for one thing(一つには)
smell
「においがする」「においを嗅ぐ」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。smellは自動詞として単独で使えば「不快な臭いがする」という意味になるが、後ろにwonderfulやgoodといったポジティブなニュアンスを持つ形容詞を付加すれば「良い香り」という意味になる。この例文の場合は、awfull(ひどい)というネガティブなニュアンスの形容詞が続いている。
なお、本例文とは関係ないが、smellは文法上は知覚動詞の一つとなり、<smell+O+~ing>という形で「Oが~しているにおいがする」という説明が一般の文法書では為されている。この辺りの感覚については大西先生の本に分かりやすく書いてあるので一読をお勧めする。
▶️(参考)DUO3.0の例文008:smell(においがする)
awfull
「最悪の」「ひどい」「顔色が悪い」「ものすごい」等の意味を持つ形容詞(副詞の意味もある)。語源は、awe(畏敬)+ful(満ちた)→「畏敬で満ちた」ということ。ここから、ひどく怖がるといったニュアンスにフォーカスが当たり、冒頭の意味につながっている。
なお、畏敬とは「崇高なものや偉大な人を恐れ敬うこと」という意味で「程度がすごい」といった意味合いも持つ単語となる。基本的にはこの例文のようにネガティブなニュアンスで使われる単語となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文008:awfull(ひどい)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません