DUO Select 例文解説メモ #018
DUOセレクトの例文18本目です。
take a temperature(熱を測る)という表現が出てきますが、has a temperature(熱がある)も併せて覚えおくと良いと思います。
sore
「痛い」「ヒリヒリする」「腹を立てて」等の意味を持つ形容詞。語源はsorryと同じで「痛む」ということ。ここから、感情的な痛みはsorry、肉体的な痛みはsoreというざっくりとした流れから冒頭の意味につながっている。
なお「腹を立てて」という意味はスラング表現となる。日常でもMy arms are sore.(腕が筋肉痛)といった形で筋肉痛を表すときに使うことがある。
▶️(参考)DUO3.0の例文058:sore(痛い)
cough
「咳」「(機械などが出す)咳のような音」等の意味を持つ(動詞の意味もある)。語源は「咳をするときの擬音語」に由来しており冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文551:cough(咳をする)
take a temperature
「熱を測る」という意味の表現。大西先生の本に詳細説明されている、takeの基本イメージは「ひょいっと手に取る」ということ。take a shower(シャワーを浴びる)、take a medicine(薬を飲む)、I’ll take it(それを買う)等の表現がある。どれも近くにあるものを手軽にひょいっと選択するイメージが伝わってくると思う。そのため、take a temperatureも体温計をひょっと選択する感覚なんだと思う。
なお、temperatureは「温度」「気温」等の意味を持つ名詞。語源は、語根temp(適切に混じり合う)を持っていることから「(大気の要素が)適切な配合で混合されたもの」といったイメージとなる。大気の要素が混じり合って生まれる一つの特徴は「熱さ」「寒さ」となるため、これらの特徴の度合いということから「温度」「気温」という冒頭の意味につながっているのではないかと思う。
誰もが知っている単語だと思うので敢えて語源まで知る必要はないと思うが、後程出てくるlose one’s temper(突然怒り出す)を理解するのに少し役立つので参考までに記載しておく。
▶️(参考)DUO3.0の例文176:temperature(温度)
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